富士宮市の田貫湖で、早くも桜が咲き始めたと聞き、午前2時に起き出していってきました。ある狙いがあります。
田貫湖午前3時50分到着。
■狙いは天の川と桜
午前4時15分に天文薄明がきます。天文薄明とは星を撮影するのには適さない撮影条件、その前に、桜と天の川をとってみたい。
未明の桜 でも構図がいまいち。せっかく、綺麗な逆さ富士になっているので、なんとかとりたい。
そこで湖畔をあるき、かねてから狙いをつけていた場所へ
桜と天の川との競演 うまく逆さ富士も入りました。
日の出は午前5時35分、このとき4時30分くらい。一度、機材も持って帰り、車の中でまどろんでいました。午前5時過ぎもういちど起き出して、先ほどの場所
先着者がいました。地元の方です。
早朝の田貫湖の春の雰囲気を知っていただきたく動画にしました。
日の出 富士山の中腹から出たので、午前5時55分くろでした。もうすぐダイヤモンド富士の季節が来ます。でも、桜はないことでしょう。
可憐な桜花 幸せな気持ちで次の撮影場所にゆきます。
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思い出の地「和歌山県串本町田原の荒磯海岸」で海霧を撮影しました。何が思い出かというと、私がブログの普及セミナーを展開していたころ。
新宮商工会議所と那智勝浦商工会(現南紀くろしお商工会)のメンバーが合同で、私が来て宿泊した折に「海霧撮ろう」と10名ほど早朝に集合したのです。
でも、そのときは、人につれてきてもらっただけなので、どの場所だったのか明確に覚えていなかった。あの時の壮絶な海霧が忘れられずに自力で探し出しました。そして一人で行ってきました。
動画です、このために、海岸近くの国民宿舎あらいそリゾートに宿泊しました。
五時に起き出します。和歌山県は静岡県より西にあるため夜明けが遅いのです。
天の川 昨年と同様に、昨年は橋杭岩でしたが今回は荒磯海岸で天の川撮れました。
引き潮 空は白むころ、観光バスで団体客が到着です。避けるために潮の引いた磯に降ります。
海霧 少し冷え込み方が足りなかったのでしょうか海霧はみれましたが、初回ほどのボリュームではなかった。
でも、色々な問題を解決できたので満足です。すっきりと仕事します。
午前5時、山伏岳登頂に成功。標高2014m。今年は2000m級の山を2座登頂に成功でうれしいです。
夜と朝のはざま 水平線のむこうには朝が忍び寄っている。
オリオン座と冬の大三角形 南天の空に目を向ければ天の川が広がっていた。
波動広がる 写真を撮って驚きました。朝の光の波動が素晴らしすぎる。初めて見ました。
赤石山脈。聖岳、赤石岳 一度は訪ねてみたい3000m級の山々です。美しいモルゲンロートを見せます。
赤石山脈。聖岳、赤石岳 午前6時15分、日の出です。太陽の光は素晴らしい。この直後、もう一人の方が来て。私は下山。
動画です。
下山する途中鹿を見ました。旅は続きます。
長野県池田町に大峰高原七色かえでという巨木があります。2018年に訪れたのですが、すでに散っていた。久しぶりに見ごろの情報を得て午後から休暇をとっていってみました。
せっかく池田町にいったので、普段お世話になっている池田町商工会に企画書をだしてきました。
七色大かえで 赤、黄色、オレンジ、緑など多彩な色あいのカエデです。管理者に聞くと見ごろだよ、とのことです。
ススキ輝く 日が傾いてきました。今夜は、車中泊する予定です。
バックライトを浴びて 多彩な色彩を逆行の中で撮影。
日が暮れて、観光客たちは帰路につきます。
ここで17:30に食事をとって、車に戻り寝袋にくるまって就寝。20:00少し前に起床。すっかり星空になっていました。
ミルキーウェイと七色大かえで 実は脳内イメージでは、天の川はかえでの上で直立しているはずでしたが、撮影に成功して満足です。
車にかえり再び眠りにつきます。
かねてから念願の国師ケ岳登山を実行に移しました。理由は台風直後で快晴が予想できること。雲海が望めそうなこと。
シンプルに考えて、シンプルに行動しました。その結果、失敗もしましたが納得の旅行でした。
国師ケ岳まで4時間 当初、52号線を北上する予定でしたが台風で通行止め。但沼で引き返して、富士市から139号線で精進湖まで抜けて山梨市まで出て、牧丘まで北上予定。
ずいぶん遠回りしたし、2時過ぎに出て、塩山到着が6時ころでした。
恵林寺近く、塩山めん丸でチャーシュー麺 ここを通り過ぎると飲食店はありません。なぜか知っている。だからここで食べるしかない
ここからさらに1時間超林道を走り、大弛駐車場へ、8時半。寝ます。
1時半起き出して、星が出てているのを見て登山。途中で前国師ケ岳直前、暗闇の中道を見失って100mほど引き返して、間違いがないことを確認。じっと後続の登山者のライトを待ちます。10分後くらいにライトが見えて、夫婦の高齢者の後に続きます。岩場を直登ではなく迂回すべきでした。しかし、カメラ、三脚が重く2人から引き離されます。また一人後ろからきた。この人に続いて、前国師ケ岳~国師ケ岳を受けて到着です。
しかし、国師ケ岳山頂からまだ富士山は見えません、でも、星空はすごくきれい。富士山は出ると確信していたの星空撮影に切り替えます
オリオン座と冬の大三角形 こんなにきれいなオリオン座と天の川と冬の大三角形を撮ったことがありません。寒いですが耐えて撮ります
北天の空の天の川とカシオペアおよびアンドロメダ星雲 カシオペアは天の川の中にいます。左に見える星雲がアンドロメダ星雲です。
さあ、期待通り富士山はでるか。
二台の車は芝川を出て、柚野を経て白糸の滝、150線、精進湖を経て笛吹市すずらんの里。ここで車を1台にまとめて、タッキーの車で林道へ。林道の窪地に車を納めて40分の登山。午後10時からの登山は辛いっす。おじさんはいつもこの時間は夢の中です。徐々に高度をあげて11時ころ新道峠1,610m第一テラス。好天気、天の川びよりとあって、第一テラスは20人ほどの先着がいた。タッキーと私は分散して空いているスペースに入れていただいた。ありがとう。
天の川と富士山頂 なぜ、この日なのか、それは富士山頂を軸にして天の川が回転するから。これから梅雨に入ります。よって、このチャンスを逃すとこの風景はしばらくとれない可能性がある。撮らない来年まで指をくわえて待たないといけない。だから根性をだしたというわけ。
それにしても寒い。標高1610mだから。気温は9度という噂もある。
長時間露光 ISO感度を下げて20分。南天の星が動く。しかしここは日本、北半球にあるため、弧を描き円にならない。ISO感度を100にさげたのでその代償として画質が良い。
写真1(高感度撮影) | 写真2(バルブ長時間撮影) | |
ISO感度 | 6400 | 100 |
絞り | F4 | F8 |
シャッター速度 | 13秒 | 20分(1200秒) |
狙い | 天の川の表現 | 南天の空の軌跡と画質の向上 |
午後1時、予想よりも1時間おそく富士山頂に天の川がそそり立ちました。
直立する天の川 この撮影を終えた時、寒さに強いタッキーが「撤退する」とのこと。樺太犬のような彼も寒かったのですね。一緒に山を下りました。撮影者の中には寝袋持参で高いびきの人もいたくらいです。
すずらん駐車場でタッキーと別れ、わたしは明日の撮影のためスズラン駐車場で車中泊。寝袋にくるまります。彼はどうやら大石公園へいったようです。
5月6日はみずがめ座流星群の日です。出張帰りの途中、奈良県宇陀市、平成榛原こどもの森でキャンプして、流星群と天の川を撮ることにしました。
夕食を自炊して、テントで午後7時ごろに就寝しました。午前1時半ごろ起床。
天の川の見つけ方 天の川の濃い部分を撮影したいなら、まず南の空の水平線を見て、さそり座を見つけることができれば簡単です。
サソリ座はT字型をした星座でさそりの心臓部には赤いアンタレスという星があります。さそり座の尾の先から天の川のもっとも濃い部分がとらえられるのです。さそり座は南天の星座故、北天の星座のように毎月見れるわけではありません。これは日本が北半球にあるためです。
さそり座がみられるのはおおよそ1月後半から9月頃までです。だから夏の天の川と七夕祭りが関係づけられているのではないかと思います。
銀河系の構造 地球の存在する太陽系は銀河系の端っこにあります。このため銀河の中心部を見れば、より濃い銀河が撮影できるということです。
初夏の天の川 残念ながら、流星群は撮れませんでした。でも綺麗な天の川を撮れて満足です。
■撮影機材
NIkon D850 + Nikkor 24-70mm f2.8 (24mm相当で撮影)
三脚、レリーズ
■カメラ設定
RAW あとの補正を楽にするためです
ISO6000,f4,シャッター10秒 13秒以上長く撮影すると星が動きます。
ISO6000にしたのは流星の微弱な光をとらえたかったから。f4は手前の木にピントを合わせて星や山にもピントを残したかったから。
■後加工処理
RAW現像 補正:色の調整をします。暗部を持ち上げて木のディテールをだしました。
photoshop 霞除去機能を使い。天の川のディテールと色彩を明確にしました。
3時ごろに直角に立ち上がるので、連続撮影設定をして再びテントで眠りにつきましたが、レンズが結露したようで残念な結果になりました。
仕事終えて橋杭岩を撮影することにしました。このため、橋杭岩ちかくの民宿はし杭を予約しました。
大雨が晴れに代わっていました。午後5時に到着です。夕飯を食べて、さっそく寝ます。
翌朝、午前4時に起きだして撮影開始。
天の川と橋杭岩 大きな星は火星です。道の駅の海外ばたの列は満車に近い。皆さん車中泊でしょうか。
朝焼けと天の川 遠く水平線上の熊野灘に朝焼けが来ました。
串本町市街地方面と本州最南端のクレ岬にかかる橋
クレ岬からの日の出
動画です。3分にまとめました。
朝食を自分でつくり、宿で食べました。
さあ、帰路に入りますが、撮影しながら帰れればと思います
紅葉のシーズンが始まって、週末の天気がよさそうです。以前、霧ケ峰高原の撮影を試みて失敗しているので、霧ケ峰高原から富士山撮影することに。朝早く出発するのはだるいので、世立ちとすることになります。
今回のパートナーはセジュールさんです。セジュールさん当日、セミナー出席のため21:00に我が家に集合。一路、清水から中部横断道路→中央道で霧ケ峰高原を目指します。
諏訪ICからビーナスラインに入り、23:30霧ケ峰高原富士見台展望駐車場着。下界では9度、ここは氷点下6度。15度の気温差。ということは300mほど高度が上ということ。
北天の天の川(カシオペア周辺) 画面左側の星雲がアンドロメダです。
南東にカメラを向けてシャッターを切ってみます。肉眼では富士山がみえない。
オリオン座と冬の大三角形と富士遠望 富士山が見えた、寒いけれど心躍る瞬間です。初めてビーナスラインから富士山撮りました。
甲府盆地のかなた 15分露光しました。月光を浴びた富士山がくっきりと撮れました。
ここで車中泊となります。
8/10,平日ですが仕事の後にペルセウス座流星群を撮りに山中湖へ行ってきました。本来、ペルセウス座流星群の極大日は8/12の夜から8/13の朝にかけてですが、晴予報がここだけなのでやむを得ず。午後6時に自宅をでて9時前に山中湖パノラマ台の200m上の窪地に車を納めてタッキーと合流しました。ここから撮影開始。
ペルセウス座流星群は三大流星群の一つ。夏の唯一の大流星群で7/20~8/20くらいの広い期間でみられます。私も7/23に撮影しています。
雲の流れ 到着直後は天の川などが良く見えていましたが、雲がわいてきました。長時間露光を賭けたら雲の流れが面白かった。
いったん、天が雲に覆われたので仮眠に入ります。11時ころに起きだして再度撮影開始。
富士山頂に天の川出現 午前0時ころ、雲がうごいて天が見えるようになりました。チャンス到来です。あとは流星が写真に入るのを待つだけ。
急転直下 AM01:07 天の川を切り裂いて、ペルセウス座流星群の落下が撮れました。
ペルセウス座流星群 その後も撮影するも、午前3時過ぎに富士山が雲に隠れました。まさかの展開
ペルセウス座流星群の撮影ノウハウを動画化しました。
3時半、パノラマ台を降りて花の都公園。しかし、ここでも富士山は雲の中。平日なので仕事に間に合うように静岡に向けて車を走らせました。午前5時に山中湖湖畔をたてれば下道でも、午前8時に自宅に帰れそうです。
8時過ぎに愛車で仮眠を始めましたが。隣に入庫した車がなにやら不振な動き。エンジンをふかしたりライトをつけたり。どうも動画を撮っているようです。トイレにいったあと、撮影者に「眠れないんだけれど」と告げやめてもらいました。再び眠りにつき、午前2時過ぎにウィンドウをノックする音に起こされました。タッキーが到着したようです。
この日(7/22)は2時過ぎまで満月が残るので、その後に天の川撮影の開始です。日の出がAM4:45ですから二時間弱のチャンスをものにしないといけない。
長時間露光 左側に月が残る2時過ぎ30分ほどバルブ露光しました。星の運行が撮れました。
月沈む 予想が少し外れて3時前に月が沈んだ ここからが天の川の時間です。
ペルセウス座流星群 天の川が富士山から立ち上がりました。暫く天の川をターゲットにして撮影していたところ天の川の横に流星が小さく光った。
シャッタ切った13秒の露光中でしたので「しめた!」撮れたのは周りを見ても私だけでした。
ペルセウス座流星群は7月20日頃から8月20日頃にかけて出現と聞きましたのでピークとなる8/13前に撮影に成功です。
精進湖から、富士宮市に戻り、富士山二合目西臼塚を目指します。標高1250m。
車を降りて、半そでのシャツでは寒いから、ジャケットを羽織りました。静岡を出た時は31度だった。今は17度。差引14度。さてさて撮影開始。
カシオペア方面の天の川と富士山 ちょうど精進湖の反対側。精進湖は南西方向に富士山と天の川がある。西臼塚は北東方面に天の川がある。こちら側からみる天の川は、薄い天の川。光の玉は富士登山富士宮口の山小屋の明かり。
北極星と富士山 30分の星の軌道を撮影すると北極星を中心に円を描く、右下の太い線がカシオペア座。左下の太い線が北斗七星。中心が北極星。
30分の撮影中に左下を流星が飛んだが感度が低いので写真に入らなかった。
ISO感度がいいと画質がいい。よって、富士山が赤いってのが夜でもわかる。また、長時間露光で登山する人のランプが糸を引く。
南天の天の川 背中側、後ろを見上げると精進湖でみた天の川がいた。精進湖標高が910m,ここは標高1250m。空気が澄んでいるからより綺麗に見える。
さあ、本命の撮影だ。
土曜日の夜、夕飯を食べてPM06:30に家を出た。PM08:30前に精進湖につくはず。ちょうど富士山山頂に天の川が、という思い。
ひとつ重要なことを忘れていた。月齢と月没時刻。朝霧高原で、そのことに気が付く。半月が欠けた月が西の空にまだ残っていた。
星のリフレクション 精進湖に8時過ぎに到着。右に3人カメラマン。左にバイクの二人連れ。そして3~4人の写真の集団。いつもにくらべたら圧倒的に少ない。
先に話した通り、月があるので天の川撮影を1時間遅らせることに。そうすれば山の影に月が沈む。
ISO100/F11/3600秒 で星の軌跡と湖へのリフレクションを撮る。画面右上のもやっとしているのが天の川である。
月が山の端に沈んだ。カメラ設定を変える。
ISO6,400/F5.6/13秒。天の川撮影である。
天の川が立ち上がる夜 1時間遅れの撮影だ。最初は角度が低く富士山山頂にかかっていた。画面右上に赤い星、アンタレスが見える。
もう少し解説すると、この天の川は銀河の中心部を太陽系(銀河の端っこ)からみている図式である。
画質の違いはISOの影響を受ける。感度を揚げるほど画質が下がる。こればかりは仕方ない。
ある目的を秘めて富士宮市まで139号線を戻る。
3/14 春の天の川を求めて雨上がりの朝霧高原へでかけました。前夜、tamariba懇親会の翌日です。
■セジュール西岡氏が来ない
午前2時半集合時間になっても、セジュール西岡氏が来ない。どうしたのでしょうか、昨晩の酒が抜けないのでしょうか。
しかたがないので一人でスタートです。すでに別動隊のタッキーは富士宮市に到達しているようです。
静岡市。晴れているが霧の中に沈んでいる
富士市、富士宮市、富士山みえない。もしかして坊主か!
朝霧高原、ようやく富士山が見え始めました。
■旧上九一色村(現富士ヶ嶺)に到着
下道をきて、午前3時50分、富士ヶ嶺の撮影地に到着。タッキーと合流です。
■春の天の川
春の天の川は時刻にもよりますが富士山を東に見て撮影すると富士山の真上を横切る形で現れます。
天空を舞う、春の天の川 右上に見えるのがさそり座。画面左上が白鳥座。
「撮影データ」
NIkon D850 Nikkor 24~70mm f2.8 レリーズ、三脚ベルボン
ISO10,000 f8 13秒
20分の時間をとじこめて ほぼ同じ構図をISO感度を下げて低感度長時間撮影(バルブ) 感度を下げると画質がきれいになることがわかります。
なお、右隅の線ですが、どうも火球らしい(大流星)。撮り終わったのが4:19でほぼ20分前からシャッターを切っていた、どうもその時刻に火球が飛んだらしい。
流星か人工衛星なのかは拡大してみて、赤い点々がうつっていたら人工衛星だ、拡大しても点々はでてこなかった。実は寒いのでシャッターだけ開いていて
車の中で温まっていた。
「撮影データ」
NIkon D850 Nikkor 24~70mm f2.8 レリーズ、三脚ベルボン
ISO200 f8 22分(1311秒)
満足したので次の撮影場所に移動です。
2月後半に伊豆を旅しました。まずは達磨山レストハウスから。達磨山レストハウスは中伊豆にある修善寺と西伊豆にある戸田(へだ)を隔てる峠で富士山が望めます。
前夜、レストハウスにはいり車中泊していましたが、強風ですごかった。
天の川 東南天の空に天の川です。そしてさそり座も。
宇宙ステーション「きぼう」を撮影できました。(動画)
春霞の中の沼津夜景 富士山は霞の中です。
夜明けまつ クリアであることの方が良い写真にはなりますが、こういうことも自然現象だなと思った次第
日の出です、伊東の方角から。
紅富士 富士山が赤く染まりました。
朝食を食べて次の撮影ポイントへ
2/19、強風の日。富士ヶ嶺高原で天の川と富士山の撮影しました。3時起きして、3時半に自宅を出て午前5時前に現地到着。
さそり座浮かぶ空と天の川 画面右側のT字の星座がさそり座。さそりの中心の赤い星がアンタレス。銀河の中央部(天の川)はその尾の部分からでる。これが富士山の上に橋を作るのが3月上旬です。
1月だとさそり座は見えるが天の川の高度が低すぎる。だからこの時期をねらっていました。
撮影データ
Nikon D850 /Nikkor 24-70mm f2.8
ISO10,000 f8, 13秒
埼玉県への移動中。長時間露光したいですが、もう1か所で撮りたい。先を急ぎます。
若いころ、写真に興味を持ちひそかに写真家になりたいとおもったことがあります。そんなとき購入した写真コンテスト雑誌の月例会で推薦(最高賞)を撮った写真が奥日光の写真でした。
それ以来、奥日光には興味を持っていたのですが、当時は情報も少なく、かつ、車にも乗れなかったし。遠距離であるため撮影に行くことはなかった。しかし、
自分の年齢が高くなり。そろそろ行っておかないと行きたくても体力的に無理ということになっていってきました。情報源は日光に住むFacebook友達で、そういう意味でSNSはありがたい。
10/23日金曜日、仕事がキャンセルになったため天気が悪かったですが天気予報を信じて、仲間と午後4時に出ました。同行者はFacebook友達のピカリンです。当社に来ていただき、車を我が家の駐車場にいれてでかけます
新東名から御殿場JCから東名高速に乗り換え、海老名から圏央道にゆこうと考えたのですがすごい渋滞。そこで首都高にながれて東北道を目指します。
その判断が誤りでした首都高地下で1mmも動かない事故渋滞に出会い。大きく時間をロスして、東北道蓮田ICに入ったのが午後8時すぎといった有様。そこで夕飯を食べて宇都宮を目指します。鹿沼でIC下で給油して宇都宮ICから日光道、いろは坂を経由して奥日光の赤沼駐車場に到着したのは午後11時過ぎでした。
車を駐車スペースに収めて夜空を仰ぐと満天の星空。感動したので寝る前に撮ることに。
オリオン座輝く夜空 山の右に見えるオリオン座の左から天の川が天空に延びていました。
天の川と透明感のある夜空 黄葉したカラマツの上にカシオペア座の天の川。寒かった。気温は氷点下1度でした。
ここで車内で眠りにつきます。睡眠時間3~4時間。午前4時に起きだしてバス停にならびます。
小田代ヶ原行バス300円 4:30発、満車でした。検温、マスクして乗り込みます。到着した小田代ヶ原。憧れの地です
北斗七星 そろそろ夜明けが近づきます。第二便できたFacebook友達の松本さんと合流できました。彼女と出会うのは9年ぶりくらい。
どんな風景が我々を待ち構えているのでしょうか。
仮眠から目覚め0:30、天の川はおそらく、富士山山頂にかかっているはず。撮影場所に向かいます。
天の川とはくちょう座 天の川を貫くように十字の星が見えます。これがはくちょう座。午前0時の前後のパノラマ台。はくちょう座は天頂付近です。
一閃 横構図から縦構図に構図を変えてシャッターを切った瞬間に流星群が天の川を盾に切り裂くように落下。しめた。このときT氏もカメラ操作中。T氏はチャンスをロスとしたようです。昨年は滝沢林道。今年はパノラマ台で撮影ができました。
動画はこちら
かくのごとく、流星撮影はいつ流星が降ってくるかもわからないためチャンスを生かしたり、うしなったりするのです。
ipadを核にするとIさんが御殿場ICを降りたという連絡がありました。もうすぐ到着するのでしょう。
梅雨となり、天気の悪い日が多く富士山撮影が思うに任せません。仮に天気が良くても平日では・・・
6/20-21も長期予報では天気が悪く諦めていたのですが、2~3日前から予報が変わって撮影のチャンスがありそう。
ちなみに6/19 は大雨。金曜日、土砂降りの中を仕事を終えて自宅に帰りました。午後7時半、建築設計士Sさんが来訪。彼の車を当社の駐車場に収めて二人で甘利山にトライです。この時点でもパラパラと雨が降っています。午後10時すぎに甘利山到着。
三脚を撮影場所に設置するもののまだ空には雲が。取りあえず、駐車場に戻り、車の中で仮眠をとることに。
午後2時に目覚めると、満点の星。天の川が肉眼でみられます。
甘利山からみる天の川 久しぶりに肉眼でしっかりみられる天の川が撮影できました。
ISO3200/ f5.6 /13秒
Nikon D850 /Nikkor 24-70mm f2.8
午前2時 雲間から現れる富士山 三脚を置いた場所にゆくとすでに4人が撮っていました。「どう?」と聞くと「富士山はめえない」と答えます。
でも撮影してみると「富士山がみえた!」です
撮影スキルが低いとチャンスを生かせませんね。
雲海も発生し始めています。
Move! 午前3時半ころの富士山。すっかり稜線もあらわになっています。雲海も揺れ動きつつ甲府盆地の夜景の上を漂います。
続く
前日は8時半に寝て、午前1時半に起きだしました。現地着が3時半前、驚きました。この時間にこのド田舎に縦列駐車が十数台、2年前は私ほか2人だったのに。昨年ぐらいから急激に撮影者が増えています。
facebook友達のTさんと合流。撮影開始です。
天の川横たわる茶畑 樹齢300年の桜の真上を天の川が横たわっています。撮影者の列に潜り込ませていただきとりました。右上にさそり座が見えます。
このあと、30分ほど、車の中で寝ました。おかげで眠気も吹き飛び元気になりました。もう少し時間が撮れそうだったので丘の上に登り撮影を。
スポットライトを浴びて 背中の山越しに日が昇ってきてスポットライトをあびた水目桜がきれいに輝きだしました。
天の川から、日の出までの動画もどうぞ