ペルセウス座流星群撮影の旅にでました。1泊2日の車中泊旅です。
■計画にあたっての考慮事項
1.台風5号の動きの影響の考慮
2.不安定な天候への考慮
3.行動日、撮影場所の選定
[結論]
当面、撮影場所を道の駅富士吉田とする。8/10には夕食を食べ、風呂にはいって出かけました。
■2030道の駅富士吉田に到着
空が全面くもっているので到着後車の中で天候が晴れる予報の00:00まで眠ります。
しかし、00:10に目覚めてもまだ十分晴れていないので、さらに晴れているだろう山中湖へ場所移動をすることにしました。
パノラマ台は混んでいると思いますので、撮影場所を長崎親水公園とします。
富士山に立ち上がる天の川 この場所は空が開けていて、星狙いの人も少ないので撮影がしやすいです。
動画はこちらです。
■ペルセウス座流星群と写真の計画について
1.2024年は8月13日朝が本来の極大日です。1時間で40個見れるといわれています。
2.しかし8月13日朝は雨予報です。このため11日早朝か12日早朝がチャンスです。
3.ペルセウス座流星群は北に出現するカシオペア座の下についてくる星座で、午前0時頃に地平線の上に出てきます。
4.山中湖からの南をむくと上記のように天の川の濃い部分が富士山の上に立ち上がります
5.自分の理想は背後に登ったペルセウス座から富士山方向に流星が飛ぶと、天の川を切り裂くような写真が撮れる。
この一点に賭けています。北をむけば数多く流星が撮れるでしょうが、絵的にどうかということ。
暫く時間が経過して、もしかして「ダメか?」と思った時
一閃、天の川を切り裂く 凄い光が縦に走りました。シャッターは連射モードで切っていたから入ったはず。
結果的に。流星が飛んだのを見たのはこれが最初で最後でした。でもまさに狙い通りの1枚。満足して午前2時、撤収して再び車の中で毛布にくるまって南無りました。起きたのは午前4時10分
ほのかに赤富士 めざめたときは雲の中。しかし、しばらく待つうちに富士山が姿を現しました。
いったん撤収して、次の目的地花の都公園へ
ChatGPTのセミナーの仕事をいただきました。前日出発して、天の川を撮りつつ現地に向かいます。
自宅で、夕飯を食べて、風呂に入ってから富士市で1L159円で給油して、満タンで長野県に向かう計画でした。
午後8時の朝霧高原 星座表によると、午後8時に富士山の真上に天の川が横たわっているというので行ってみました。天頂にちかく構図が苦しいです。
天空を舞う天の川 ちょうど白鳥座当たりの天の川でしょうか。なんとか縦構図でとらえられました。
今晩の宿泊地、霧ケ峰高原を目指します
思い出の地「和歌山県串本町田原の荒磯海岸」で海霧を撮影しました。何が思い出かというと、私がブログの普及セミナーを展開していたころ。
新宮商工会議所と那智勝浦商工会(現南紀くろしお商工会)のメンバーが合同で、私が来て宿泊した折に「海霧撮ろう」と10名ほど早朝に集合したのです。
でも、そのときは、人につれてきてもらっただけなので、どの場所だったのか明確に覚えていなかった。あの時の壮絶な海霧が忘れられずに自力で探し出しました。そして一人で行ってきました。
動画です、このために、海岸近くの国民宿舎あらいそリゾートに宿泊しました。
五時に起き出します。和歌山県は静岡県より西にあるため夜明けが遅いのです。
天の川 昨年と同様に、昨年は橋杭岩でしたが今回は荒磯海岸で天の川撮れました。
引き潮 空は白むころ、観光バスで団体客が到着です。避けるために潮の引いた磯に降ります。
海霧 少し冷え込み方が足りなかったのでしょうか海霧はみれましたが、初回ほどのボリュームではなかった。
でも、色々な問題を解決できたので満足です。すっきりと仕事します。
二台の車は芝川を出て、柚野を経て白糸の滝、150線、精進湖を経て笛吹市すずらんの里。ここで車を1台にまとめて、タッキーの車で林道へ。林道の窪地に車を納めて40分の登山。午後10時からの登山は辛いっす。おじさんはいつもこの時間は夢の中です。徐々に高度をあげて11時ころ新道峠1,610m第一テラス。好天気、天の川びよりとあって、第一テラスは20人ほどの先着がいた。タッキーと私は分散して空いているスペースに入れていただいた。ありがとう。
天の川と富士山頂 なぜ、この日なのか、それは富士山頂を軸にして天の川が回転するから。これから梅雨に入ります。よって、このチャンスを逃すとこの風景はしばらくとれない可能性がある。撮らない来年まで指をくわえて待たないといけない。だから根性をだしたというわけ。
それにしても寒い。標高1610mだから。気温は9度という噂もある。
長時間露光 ISO感度を下げて20分。南天の星が動く。しかしここは日本、北半球にあるため、弧を描き円にならない。ISO感度を100にさげたのでその代償として画質が良い。
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写真1(高感度撮影) |
写真2(バルブ長時間撮影) |
ISO感度 |
6400 |
100 |
絞り |
F4 |
F8 |
シャッター速度 |
13秒 |
20分(1200秒) |
狙い |
天の川の表現 |
南天の空の軌跡と画質の向上 |
午後1時、予想よりも1時間おそく富士山頂に天の川がそそり立ちました。
直立する天の川 この撮影を終えた時、寒さに強いタッキーが「撤退する」とのこと。樺太犬のような彼も寒かったのですね。一緒に山を下りました。撮影者の中には寝袋持参で高いびきの人もいたくらいです。
すずらん駐車場でタッキーと別れ、わたしは明日の撮影のためスズラン駐車場で車中泊。寝袋にくるまります。彼はどうやら大石公園へいったようです。