6/17 うしかい座流星群と富士山から直立する富士山(梅雨の晴れ間の撮影 1/4)

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6/16金曜日 翌日晴天予報が出たので、仕事を終えて、夕飯食べて、風呂に入って、午後7時に家を出て車中泊しました。午後9時過ぎに山中湖パノラマ台。富士山がきれいにみえます。
午後9時半、明日に備えて寝ます。

■午前2時15分起床 測定の誤りに気が付く。
 午前2時15分起床、パノラマ台駐車場トイレにゆき富士山をみると測定の誤りに気が付きます。
富士山と天の川との関係
富士山と天の川との関係 山中湖パノラマ台から見た富士山は南西方向。この時間なら富士山山頂から天の川が立ち上がっているはずだった。
ちょっと左側にあることに気が付かされます。時刻は午前2時半、まだ間に合います。

決断、即座に移動を開始。

■10km離れた道の詠富士吉田。
ここか忍野かまよったのですがあるアイデアが浮かんでいました。それに駐車場があるかららくちんです。
流星と、富士山山頂から立ち上がる天の川I
流星と、富士山山頂から立ち上がる天の川I なぜここか、わかりますでしょう。そう夏の時期は池に水が張って会って逆さ富士になる。
撮影しているうちに富士山の左45度方面を火球が飛ぶ(大きな流星)。もしかして、今日は流星群の日?

ということで何枚かとっていたら。そのときは気が付かなかったが写真の天の川の中央部に流星が映っていた。

流星と、富士山山頂から立ち上がる天の川II
流星と、富士山山頂から立ち上がる天の川II すこし一枚目にくらべて24mmから28mm相当にZOOMアップしたら、もう一枚はいっていた。

どうやら、この流星群「うしかい座流星群」というらしい。背後にある、北斗七星(北東)の延長戦上にうしかい座のアルクトゥールスがある、これがちょうど流星の上部延長線上
アルクトゥールスは、おとめ座のスピカとしし座のデネボラと合わせて春の大三角形という。


解説

うしかい座流星群は、ポンス・ヴィネッケ彗星が木星の重力によって軌道が変えられ地球に近い軌道を持つことになった。彗星から新たに供給された宇宙塵によって流星数が増加した。その後再び彗星の軌道は遠ざかり、1927年以降流星雨は見られなくなった。6月唯一の流星群である。しかし現実にうしかい座に近い場所から流星群が発生して6月後半に降っているのだから、こんなことがあってもおかしくない。

長時間露光
長時間露光 3時16分から32分まで16分の長時間露光した。靄っと白く見えるのが天の川。これ以上やると天文薄明だからここでやめた。

夜なのに富士山が赤くなっている。赤富士になる予感。たぶん当たる。だから二台のカメラ、2本の三脚を撤収して車へ。いまから行けば4時前に再度山中湖につく。