狩宿下馬桜は源頼朝と縁のある場所で桜が有名です。しかし、今回はその近くを流れる潤井川の河津桜。
この場所は白糸の滝、大石寺とは至近です。今回は2回(3/22と3/23)撮影です。興津→52号線→芝川→柚野方面から侵入します。
開ける眺望 まわりにあまりさえぎるものがないため、ここまでくると急に富士山の眺望がよくなります。カワヅサクラの左にモクレンが見えます。
早朝の潤井川沿い ここは課題が2つあって、①家屋が意外多くて電線が邪魔、②早朝時(写真は午前6:20ころ)はほぼ逆光になる。
時間を換えて出直すことに。
見ごろの河津桜 ただ、朝日を浴びた河津桜はとてもきれいなんです。
河津桜越しに映える 撮影に工夫をしました。この日(23日、日曜日)は朝食を食べて8:30過ぎに家を出て10:00到着。ベスト時間だけあって、早朝には0の撮影者が10名ほどいました。これで逆光状態は克服。やや遠く、そして低く構えて電線を視界から消します。
桜のコンディション、富士山のコンディション、撮影時間など意外に富士山と桜の撮影は難しい。
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3/20と3/22両休日に早朝、大石寺で富士山とカワヅサクラを狙いました。静岡市や富士市の平地のカワヅサクラは終盤ですが、標高300mのこの地の桜は健在です。
■3/20 積雪あけの早朝に撮影。
恐らく、抜けがよかろうと思い4:45に家を出ます。6時前到着。
雲に阻まれる 早朝、雲一つなかったのですが日の出どきに雲が富士山を隠してしまいます。
悔しいので桜だけ撮ってかえりました。 この日はお彼岸の法事で家族を菩提寺に連れてゆく任務があったのでした。
■3/22 作戦変更
この日は日の出が5時50分でした。20日の撮影で分かったのは実際に桜が太陽の光でライトアップされるのは、6時25分ころ。
そこでこの日は一か所別の場所により。時間を合わせてみました。
満開河津桜と富士山 この光が桜にあたり笑いさざめくような瞬間が大好きです。
■写真テクニック解説。
この満開河津桜と富士山は、富士山と桜で6段階(2の6乗=64倍)の明暗の落差があります。普通にとると桜が真っ黒になる。そこで次の一計を案じました。
1.NDフィルター(黒いサングラスと透明の上下) 8をつかう。つまり3段階の明暗差をフィルターで克服します。
2.HDR(High Dynamic Range)で3段階の明暗差を克服する。
3.2つの技法を同時に使うことにより6段階の明暗差を克服する。
HDRという技術はカメラ設定で1コマに2回シャッターを切ります。そしてカメラ内で1枚の写真にします。
2枚の撮影の片方は明るいところに露出をあわせます。もう片方は暗い方に露出を合わせる。これをカメラ内で自動合成して明暗落差を克服するのです。
ただし、1コマで2回シャッターを切るので三脚は必須です。
3/15 土曜日早朝、日本平の河津桜が散る前に、そして午後から雨が降るのでだめもとで、写真撮影にゆきました。
風が強く曇り空。このため、普段朝から日本平の駐車場は殆ど車がいなかった。
駐車場から見えるはずの富士山が見えません。ヘッドライトを頼りにとりあえず夢テラスまで。
案の定夢テラスからも富士山が見えず。諦めて帰って朝食を作ろうかと思って三脚をたたんだ時に薄っすらと雪をかぶった富士山みえた。
清水港夜景の彼方に そう、撮りたかった構図はこれ。前回の雲海の時に、最後の最後で気が付いていた。風が強くかつ、まだくらいのでシャッターブレがないようにISO800で撮影した。
太陽柱 伊豆からの日の出。サンピラーではないが太陽柱のような不思議な風景が撮れた。
風景写真は天候の変わり目を狙え。といいますが、この風景はラッキーだった。
霞立つ 日本画のような風景が撮れた。そのこの構図が狙いだった。どっしりと安定感がある構図。満開の桜。霞立つ富士。
午後から雨が来ました。
雨上がりが予想された平日の朝、雲海が予想されたため、ランニングの時間に日本平へ撮影にでました。
静岡市街を車で走っているときは、そうでもなかったのですが日本平パークウェイを走っているときに霧に囲まれてしまいます。ハイビーム点灯しながら頂上にゆくと頂上は雲海の高さを越えていました。
雲海に浮かぶ富士 夢テラスにゆくとカワヅサクラが残っていました。清水区と富士宮市の二重の雲海の上に富士山があります。
雲海に沈む静岡市街 なるほどパークウェイを登っていたときに霧に取り巻かれるわけです。
夢テラス ウッドデッキが濡れていて、靴下まで濡れてしまいました。
雲海と日の出 日本画のような写真が撮れました。
気持ちよく撮れて、新しい構図も見つけました。数日後にまた来てみようと思います。
沼津市井田地区(旧戸田村井田集落)でなごりのカワヅサクラ撮影にゆきました。戸田村井田は沼津市に合併された場所、早く言えば西伊豆の岸壁地帯にある集落です。
出発は午前6時。理由は、カワヅサクラに光が当たるのが午前8時頃だから。4時に出ても6時に現地着となった場合。撮影場所で2時間。光を待たなくてはいけない。
何故光が当たるのが遅いのか。伊豆半島の真東から太陽が出るので、だるま山等の山を越えて光が当たるのが遅いから。
でも、今回は今回はこの作戦が裏目にでます。結論から言うと午前7時頃の富士山が一番美しく、その後は徐々に雲が多くなり9時半ころには富士山を隠してしまったから。
途中どこかで撮っておけばとの後悔もありました。まあ、でも、頑張って撮ってきました。
井田地区 凄いところにあるでしょう。この写真は集落の上の「煌めきの丘」から撮影しました。
絵文字を作る菜の花畑 駐車場から撮影。駐車場代700円をしはらい撮影開始です。
カワヅサクラは終盤でした 先週末は土曜日に天気が悪く。日曜日は信州に撮影にいきました。すでに桜吹雪の場所もあります。
チャンスを狙うピカリン 気合が入っています。
みかん山からの富士山眺望 見える池が明神池。その先が駐車場。海水浴場です。雨で滑る急坂を上り、午前8時20分に到着。山頂にいた先着は2名。フィルム「6×6」の方と、沼津からの方のみ。加えてピカリンと私も粘り1時間ちょっと後に雲が割れた瞬間を撮りました。光が当たると駿河湾も青さに輝きが出ます。
フィルムの方が帰られ、1名地元の人が上ってきて話を聞くと
この直下の駐車場で脱輪事件があって大騒ぎだったとか。レッカー車は入ってこれないし、道の下は崖。正規の駐車場に停めるのが無難ですね。
花が終盤だったり、雲が晴れ予報なのに湧いて出たり。まあ、風景写真は色々あります。
徳願寺山の花の木台崖でカワヅサクラが満開になった情報を得たのは3/1土曜日。しかし、翌日以降は再び寒波と低気圧襲来でノーチャンスでした。
3/7金曜日、ランニングしていると富士山が見えているので途中で引き返して撮影にゆきました。家から25分くらいです。
いってみると5~6人撮影者がいました。このうち2名は東京の方でだめもとできたとか。
光芒 この日は富士山方面は晴れているものの日の出方向(伊豆半島)上に厚い雲があり、このため富士山と桜の明暗差が激しく撮影は苦戦。
その間に光芒が美しいので撮影していました。
天使の梯子段 まさに天使が降ってきそうな状況です
朝焼けに輝く富士山 この日は静岡市の低山にも雪があったようです。雪たっぷりの富士山とカワヅサクラを撮影できました。
一旦、帰り朝食を食べます。
山嗤うとき カワヅサクラはちょうど満開で見頃です。美しい富士山と一緒にとることができました。
気持ちよく仕事に迎えました。
茅野市で朝食を終えたのが午前9時、店も混雑して、飲食後のテーブルもスタッフが片付けられないありさまなので食事提供も遅れました。
ここから日本平を目指します。狙いは早咲き桜。しかし、早朝起きで高速運転中に軽い眠気が来ました。事故を起こしてはいけないので八ヶ岳PAに駆け込みトイレ休憩&アイスクリーム摂取。これが自分には眠気防止の特効薬と分っています。
元気を取り戻して、中央道から中部横断道路。富沢でおりて、興津、清水経由で日本平へ。日本平パークウェイ上で渋滞にはまる。連休中ゆえに車が充満して日本平の第一第二駐車場に入りきらない。なんとか日本平直下にたどり着き。ここで右折旋回。日本平ホテルの外来客用の駐車場に駆け込みます(他県の人は知らないと思う)。
紅白梅 青い空に白い雲が描く模様が気に入ってこの構図を採用
紅白梅 清水港もきれいにみえます。
早咲き桜咲く 小さな花を咲かせるさくら。河津桜よりもはやく春を告げます。
白梅 今日は105mmの望遠マクロが大活躍します。かれこれ12年くらい使っています。切れ味抜群です。
日本平をくだって給油をして帰りました。午後1時、自宅に着。日本平によらなかったら12:10ころに自宅にいたでしょう。
宗清寺は旧富士川町にある墓場の上に天空の梅園をもつお寺です。場所はJR富士川駅正面の山です。
駐車場に車を置きお参りしてから山の斜面に作られた墓地を登ります。
富士市を見下ろす 右に目を転じると、国道1号線富士ー清水バイパスと駿河湾ごしに伊豆半島が見えます。
しだれ梅 昨日、梅まつりが行われた模様です。
白梅 可憐な花をつけていました。
紅白梅と富士山 撮影終盤に、ちょうど富士山に雲がかかってきました。
午後11時に撮影を終えて、自宅に11時50分ころ到着でした。移動時間等をいれて3時間30分の撮影です。
3月16日日曜日。早朝5時は雨でした。しかし、5時半に雨があがり。ランニング中に空が青くなってきた。朝食をとりながらライブカメラを見ると富士山が傘雲ながら姿を現している。さっそく撮影準備して8:30に自宅を出ました。いつもの興津の駐車場に急行。実はさった峠の急坂は以下の都合で結構重労働です。
薩埵峠の撮影ポイントまで5分です。
【装備】
①脚立を持参する
②300mmの望遠レンズを持つ
薩埵峠は桜が目線にある。また、じゃまな立木も桜の前にある為がけ下に少し降りるか、わずかな傾斜を頼りに1mほど登るかしないとよい構図が撮れない。いつもながら結構危険。このため脚立は必須。
300mm望遠レンズはメジロ用。あわせて5kg以上。重いはずだ。
薩埵峠興津側の駐車場から登る 急坂を上る。あと少しで峠。ここで足利尊氏と弟の足利直義が戦ったのは有名な話。5万対10万の戦いを制したのは不利だった兄貴の足利尊氏。このとき活躍したのが今川氏。
紅白梅と桜と富士山 桜もちょうど見ごろだった。天候もよし。気持ちよく撮れました。
薩埵峠春到来 広い駿河湾。気持ちよく撮れました。感謝!この写真椿の木の上から撮影です(脚立利用)。
撮影を続行します
岐阜からのご夫婦との集合場所と撮影場所について、薩埵峠マップをご覧ください。
薩埵峠マップ 自分の薩埵峠の撮影場所はだいたい3か所です。①有名な展望台、②集合場所とした場所。③桜のある場所の3つ。②にはゆくつもりはないです。駐車場も午前4時で満杯だったらしい。なのでご夫婦の車も①へきました。
朝焼け忍び寄る駿河湾 ここは有名な展望台より標高が高く富士山の裾野が美しい。また駿河湾の見通しも良いです。愛鷹山には雲がかかっている。
空が染まるころ 同じ構図でも雰囲気が変わります。6時になったのでポイント③へ移動します。
晴れるも桜に日があたらず 桜のコンディションは見頃、でも伊豆半島に雲がある為日の出に難あり。やや消化不良な作品となりました。
チャンスはあるか?