数年前からマメザクラという桜が伊豆の山で咲くということで、これが気にかかっていました。しかし、情報も少ない。撮影場所も複数カ所あって候補が絞り切れない。
また開花時期が短いのも難点でした。AI普及の旅で、下田市に行く途中で、候補地に立ち寄ってみました。一部、開花を確認、場所も想定できたので、1週間後の晴れを契機として撮影に出ます。
午前4時起床。5時前に出れば7時ころに現地の仁科峠に到着できます。この行動の理由は以下のとおりです。
1 伊豆縦貫道の有料道路合計400円は6時前に通過できると無料(経済的理由)
2 伊豆からの富士山は霞やすく、日の出後の早い時間に撮りたい。(撮影条件の理由)
3 朝食を食べて、12時までに家に帰って休みたい(家庭調和的理由)
などなど
■6時45分ころ仁科峠に到着。
駐車場には車が1台、道路沿いには2台とまっています。靴を登山靴に履き替えて駐車場背後を登ります。
かすむ富士 画面左中央が駐車場、左側のルートは藪があって撮影に適さないことは下見で確認済。それにしても富士山がかすむのでこまった。
仁科峠から富士山まではおおよそ100kmです。静岡市からだと60km。
撮影の工夫
1. HDRという技術を使う。カメラ内で2回(明、暗)シャッターを切ってカメラ内で合成する。三脚が必要です。
2. レンズの前にPL(偏光)フィルターをつける。
3. 撮影後、デジタルデータに霞除去をphotoshopでかける。
マメザクラと富士遠望 デジタル処理で霞の中から富士山がでてきた。
もえぎ色とピンクの森 思わず日本的色彩にひかれて車を路肩に停めて撮影してしまいました。
ピンクのアクセント 春独特の美しい景色を堪能して、西伊豆スカイラインを仁科峠からだるま山レストハウスまで走らせました。
途中、スポーツカーのような格好いい車やバイクが対面から現れる。ヘアピンカーブを曲がり間違わないように運転しました。
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山梨県の仕事の帰路に富士山を撮影しながらかえります。
■精進湖
甲府市→甲府南→精進湖ブルーライン→精進湖→国道139m木々朝霧高原→国道1号。
精進湖の桜は咲きはじめでした 数日後が見ごろでしょうか。脚立を持っていたので脚立のうえから撮りました。
見ごろが楽しみですね ツツジの開花も始まったようです。
■朝霧高原
朝霧高原では交通取り締まりをやっていました。牛も放牧していたので魅力的でしたが以前撮ったので。
コブシと朝霧富士 国道沿いに停めると危険です、だから、わき道に駐車できるだけのスペースを見つけて、数分歩き撮影しました。
■富士自然墓地
先週は先始め蕾が多かった。
やや終盤となりました。昨年の方が上手に撮れた。
最後に狩宿の下馬桜による。先週咲いていなかったが、なんと、殆ど散っていた。狩宿の下馬桜はソメイヨシノではなく山桜の一種。このため花と葉が一緒に出るのでおそらく気温の上昇と相まって桜の終末も早かったと思われます。
朝霧高原→白糸の滝周辺→狩宿下馬桜→芝川→52号線→興津→国道1号で帰宅です。
富士五湖周辺のことを山梨の人は郡内といいます。甲府盆地はクニナカです。人々の性格も違っていて郡内はときどきぶっきらぼうな人がいて驚かされることがあります。
また、渡辺、志村という名字がやたらに多いのも事実。逆にクニナカは内藤、大久保、芦沢、雨宮、佐野などが多い。北杜市になると藤森という名字を置く聞きます。
ハナモモの園 2020年くらいに、タッキーとこのあたりに来て偶然発見した場所。この時期限定の風景が見れます。
忍野八海は少し早かった 河口湖が標高830mくらい、このあたりは900mくらいです。
河口湖の桜は満開でした。ゆっくりするなら1000円の駐車場代はらってもよいですが、急ぎの旅は目についた場所でよければ撮影します。
西湖野鳥の森、しだれ桜 春は急速に、そして一気に桜が咲くので、何かの撮影を犠牲にする必要があります。
情報と自分のスケジュールとの相談です。
新倉山浅間神社の桜が見ごろ、ということで出張ついでにいってきました。
最近気が付いたこと。①無料の駐車場がある。結局1000円払って駐車場に停めても1kmくらい歩く。だったら同じ。②午前7時が空いている。多分、深夜未明組が帰宅して、観光組は朝ごはん中。
なので4時に起き、5時前に出発すれば6時台後半に無料駐車場にたどり着く。そこから1kmあるいて新倉山浅間神社ということ。この日もすいていました。
大鳥居 ここから400段階段が始まります。結構しんどいものです。
雪の様な桜と雪をたたえる富士山 高度を上げると富士吉田の町並みが桜の合間に見えてきます。
忠霊塔 朱塗りの塔が京都をほうふつとさせます。
日本の誇るべき風景 今日は見事に桜の見ごろにあたりました。また、雲一つなく気持ちの良い撮影です。
美しい構図 意外に見落としがちな構図です。
400段の階段を下り、再び1kmあるいて自動車に帰ります。
早朝4時に起き。出張準備。5時に出発です。10時までに塩尻市にいればよい。鉄道なら無理な時間とルートです。
■龍巌渕(富士市鷹岡)
春の定番のスポット1枚でいいから納めておきたかった。毎年とっているので。
龍巌渕 典型的なソメイヨシノ競演。ソメイヨシノは自分で子孫をつくれないから、接ぎ木増やす。このため、遺伝的クローンとなり、一斉に同時期に咲く。
龍巌渕(富士市)から大石寺へ動く。
■大石寺(富士宮市)
桜並木がある場所へGO!
車と桜並木と富士山を撮るポジション 最初停めた場所の背後に写真撮りたいグループがいて移動した。
桜並木からの富士山 気持ち良い風景を撮ることができました。
さあ、国道139に合流して一気に甲府南ICへ。
日本平の桜はカワヅサクラ、オオシマザクラと移り変わります。今までは、これらの早咲き桜を撮り終えると、龍巌渕や興徳寺、芝川、下馬桜などを転戦していたのですが。あるSNSの投稿を見て「まだ日本平に自分が撮ったことのない風景があるのでは」ということで早朝に日本平ホテルへ行ってみました。この日の撮影者は私を含めて3人でした。
ソメイヨシノ満開の日本平ホテル 雲が焼けて素敵な朝となりました。
日本平庭園 先着二名の方が狙っていた風景がこれ。
でも。私の狙いは違いました。
春はあけぼの まさにようよう白くなり行く山際。雲海もありです。日本平ではめずらしいですよね。
山桜咲く道 もう1枚この構図が撮りたくて夢テラスへ。
おかげで気分良く日本平の坂のカーブをくだりました。
韮崎市長のSNS投稿から王仁塚(わに塚)の桜がピークに達したということを知る。
昨年は確か、ゆくのが遅れて、少し葉桜風情だった。前日は雨だからきっと抜けが良いだろう。午前中までが晴れというから前半勝負です。
■午前3時集合
前夜8時に寝た。午前2時過ぎにおきてお湯沸かすなどの準備して、午前3時ピカリンが来訪。車を私の車庫に納めて二人で出発。
時間が早いからスカスカだ。予定通り午前5時過ぎに到着。
しかし、駐車場が満杯。そこで、公民館が解放されているのを知っているので公民館に駐車。徒歩数分だから苦にならない。
気温は3度、ピカリンが手袋がないと寒いという。私は帽子を忘れた。
■王仁塚(わに塚)の桜
以前、一番のスポットは王仁塚(わに塚)の桜の傘の下に八ヶ岳が入るスポットだった。しかし、今の一番スポットは桜の上に富士山。そこには20人以上が固まり。なかには脚立の上からの撮影の人がいた。私たちは3番スポット。ここなら若干余裕をもって撮影できる。
王仁塚(わに塚)の桜の夜明け 富士山と桜の間には6段階(つまり2の6乗、64倍)の明暗差がある。桜の色を出しつつ、富士山を飛ばさないために以下の工夫をした。
写真の富士山左側から逆光気味に太陽が出る。
①ND8倍フィルター(3段階分の明暗差調整)、NDは上がサングラス、下ががらす、中間がスモークとなっている。②HDR(High Dynamic Range)で3段階調整。
これで6段階の明暗差が克服できる理屈だ。HDRはカメラ内で1回のシャッターに対して二枚の写真(明るい方優先、暗い方優先)を撮り自動合成する。
次の鉄塔、1番スポットは豪快にもろに鉄塔が入る。ここなら右の鉄塔をフレームアウトさせて、その後ろの鉄塔を桜の幹に隠し気味で撮影できる。
八ケ岳と一本櫻 これがかつての一番スポット。ここも立ち位置が重要で左に立ちすぎると、八ヶ岳が桜に隠れる。右に立ちすぎると桜と八ヶ岳が離れる。
鉄塔は確かに邪魔だが、この鉄塔が避雷針がわりになるので桜が守られているという話も聞く。
ここから北杜市に動き、武川の神代桜を撮りに行く。
■武川の実相寺の神代桜
武川の実相寺の神代桜も見ごろと聞いています。
桜咲く 桜の咲き始めは美しい。
実相寺境内 以前は早朝でも入れましたが、今年から開門8:30となっております。甲斐駒ヶ岳などの南アルプスの山々が雪をかぶってきれいです。
神代桜 樹齢1800年と称するこの桜。まだまだ元気です。
真原(さねっぱら)の桜並木はまだ蕾でした。
朝食を食べに山を下ります。
休みの土曜日、晴れたので富士山と桜の撮影を撮りにでました。桜への光の当たりの良い時間にあわせてでかけたつもりが。
■先照寺
ここのしだれ桜はソメイヨシノに先立って咲きます。咲きの情報が少なく出遅れてしまいます。
しだれ桜からの富士山 やはり出遅れてしまった。前日雨が厳しかったようです。
花房からの富士山 来年こそはと思いもしますが、難しいかもしれない。
撮影場所で声をかけてくださった方から大石寺が、桜が満開になった情報が入る。
■大石寺
大石寺山門からの富士山 この日は休日とあって、多くの参拝者がいました。
大石寺でゲームセット もっと各所を回る予定でしたが残念ながら厳しい天候です。
しかたないので、柚野経由で帰ることに。
■興徳寺
柚野興徳寺 もう一度、柚野で頭を出してくれました。
また、来年のチャンスを狙います。
小山町に入りました。ここは起伏の多い地形で、あらゆるところに富士山ビューポイントがあります。
庚申塚 なぜか小山町に多い庚申塚。いたるところにあります。江戸時代のなごりでしょうか。
旅の途中 蕎麦屋を探していました。しかし、ナビが間違った場所に案内するのでリカバリーしています。
畑と富士山 ここに何か作物が植えられるのでしょうね。梅と農地と富士山です。
東名高速の側道から 東名高速の側道竹之下です。防音フェンスの向こうが東名高速です。桜と富士山。
小山町、不思議なアップダウンの旅でした。
御殿場への移動中。早朝に裾野梅園に立ち寄りました。初めてでした。梅園と富士山の撮影は岩本山が一般的ですが。こんないい場所があるなんてしらなかった。
この日は、静岡市→国道1号バイパス→富士市→十里木高原→富士山南麓をかすめ→梅園です。このルートは車通り、信号も少なく高速でなくても御殿場市近くまで2時間でゆけます。
冠雪みごと 御殿場、裾野側がもっとも冠雪が多い富士山が望めます。
梅園越しの富士山 もやっていましたが強風のため昨日ほどの黄砂ではなく。また早朝とあって、富士山が良く撮れました。
紅梅 開花直後の可憐な紅梅を見つけました。
冠雪富士と梅園 気持ちの良い風景が撮影できてよかった。来年も来てみたいと思いました。
20分程度の撮影です。御殿場市に入って朝食を食べることにします。