2日連続で、AIコンサルティングとAIセミナーの仕事を受注しました。いずれのお客様も「AI検索→WEb→電話」というコースです。
そういえば、関与先の建築設計士も「最近、AIでみかけたから仕事を頼んだんだ。というお客様多いんだよね」と話していました。
■脱Google型SEOの始まりか
検索エンジン対策のSEOといえば「Google対策(ググる、の語源)」です。しかし、最近のユーザはGoogleを検索使っていないようです。恐らく理由は次の通りと推察しています。
1.検索キーワードが思いつかない。
2.「AIで経営課題が解決がつかないか、静岡県に専門家はいないか」というあいまいなフレーズを打ってもAIは答えを出す。
3.しかも、優先順位をつけて、優先順位をつけた理由を視覚化して、さらにWebをもっている場合はURLを出してくれる。
4.ユーザはURLをクリックして該当するWebをみる。Webが具体的だと電話をかける
こんな感じでしょう。
つまりAIは曖昧な検索に強く、ユーザのざっくりとした質問にも、検索意図を察知して、適切にあなたのWEBサイトに導いてくれます。
AIサーチによるSEO対策。
■AIに選ばれるWebサイトはどんなサイトなのか
自社のURLをいれて、なぜ問い合わせが来るのかをAIに尋ねてみました。
EEAT型Web どうやら、私のWebが、①EEAT型Webであること、②事例が多く乗っていること、③公的組織との連携による信頼性が高いと評価しているようです。
■EEAT型のWebとは。
EEATページクオリティの基準です、Googleなどもこれを重視していますが、AIは「曖昧さに対応する」点で、キーワード型のGoogleと異なります。
E:Experience(経験):自分の経験に基づいて論述しているか。事例が豊富に乗っているか。
E:Expertise(専門性):統一されたテーマで専門用語がわかりやすく具体的に書かれているか。問題解決に役立つか。
A:Authoritativeness(権威性):他のWebサイトで参照されているか,SNSから参照されているか。第三者の評価が高いか。
T:Trustworthiness(信頼性):コンテンツの独自性が高く、記述の根拠が明確か、SSL化されたWebか。
■AI検索で選ばれるためには具体的にどうするべきか
AIに、どうしたら上位で選ばれるのかを聞いてみました。
アクションプラン 当然といえば当然なのですが、かつてのSEO対策とそんなに変わらなかった。
では、なぜ、他のコンサルタントが表示されないかを考えると以下のようなことになるかなと考えた(仮説)
1.コンサルタントは学歴を表示しないことが多い
2.法人なのに代表者名が掲載されていないWebサイトが意外に多い。
3.更新をIT企業任せにしている
4.専門的ノウハウの根拠を示していないことが圧倒的に多い。
この他に重要なことは、①顧客ターゲットを明確に選ぶべきだと思う。②顧客が普段使う問題解決の手法と自分の技術とをリンクしておく必要がある。③SNSと自社サイトをリンクさせて。毎日両方を更新しておく。地味だがこのような手法がAIサーチで報われると思う。