桜と天の川そして茶畑(牛代みずめ桜)

静岡県の旧川根町(現島田市川根町家山牛代 うしんしろと読む)。に茶畑の中の1本桜がある。この桜は牛代みずめ桜と呼ばれている樹齢300年の枝垂れ桜だ。

この桜、その土地を含めて総合的な魅力がある。昼間快晴時に初めてとった。そしてライトアップ夜景を撮った。そのなかで以下のような結論を得ていた。5年のときを経ていた。

  1. ライトアップは桜が緑色に発色するのでバッド
  2. 快晴は美しいが、誰でも撮れる
  3. 雨が一番美しいのではないか

そして昨年雨の写真を撮った。
雨の水目桜(2017年4月撮影)
雨の水目桜(2017年4月撮影) これはこれで美しいが、ここは南向き斜面だから天の川と一緒に撮れるのではないか?

これがテーマだった。桜と天の川を撮るのには条件がある。

  1. 天候が快晴・無風であること
  2. 霧などが撮影場所を包んでいないこと
  3. 天の川の出現時刻に撮影場所にいること
  4. 天の川の出現時刻に月が沈んでいること
  5. 1~3の条件を満たす日に私がその場所に行く時間があること

結構、この条件すべてを満たすことが難しくて課題だった。2018年3月28日は快晴予報。月は太っているが午前2時55分に沈む。チャンスと思い。2時に起き3時過ぎに撮影現場に立った。すでに2人の撮影者がいた。川崎ナンバーがいたことをおぼえている。

宇宙を望む茶畑と桜
宇宙を望む茶畑と桜 そうそう、これが自分が求めていた絵。

  • Nikon D850 Nikkor 24~70mm f2.8  三脚 レリーズ
  • RAW White Blance AUTO
  • ISO6000 F5.6 10秒

今はカメラの性能もよいし、レンズの性能もよい。おかげで撮らせていただきました。
現地から静岡まで早朝だったので1時間で帰れました。燃費も上々 20km/lでした。