清見寺を訪問する

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興津までの道筋、ランチの店によった関係で、バイパスを外れました。このため、狭隘な道に迷い込み、まあ適当に行けばたどり着くだろうという、時間も余裕があったので、運転しているうちに、かねてから行ってみたかった清見寺の駐車場にたどり着きました。まだ打ち合わせまで1時間あるので訪問してみます。

山門
駐車場から見上げた山門です。清見寺はこの山門の向こう側を東海道線が走っています。

清見寺にお参りします
清見寺にお参りします 清見寺は650年に天台宗の寺として創立されます。現在は臨済宗です。
戦国時代、戦火で焼け落ちますが今川義元の支援を得て参謀の太原雪斎が復興。天文19年(1549年)頃、松平竹千代(後の徳川家康)が滞在したことでも有名です。このため右奥に家康手習いの間があります。
その後、桃山時代には豊臣秀吉が豊穣征伐の際に利用したり、江戸時代に朝鮮通信使が立ち寄ったりします。また、琉球王子がここで病死埋葬されたりしました。駿河湾を望む風光明媚な高台にあるため、室町時代には雪舟が、明治時代には夏目漱石や高山樗牛、島崎藤村が訪れています。

臥龍梅
臥龍梅 松平竹千代のお手植えの梅。清水の日本酒に臥龍梅という酒があるのですが、そうか!これが命名の由来なのだと思われます。

東海道線
東海道線通過 帰ろうと思ったら信号機の音がする。陸橋の上から撮影です。この線路の先が興津駅、背後が清水駅です。

静岡の人でも近すぎて有名で知っているのに行かない場所だと思います。