静岡-那智勝浦、熊野古道890km(熊野速玉大社編)

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那智勝浦からの帰路に、熊野速玉大社に立ち寄りました。熊野速玉神社は新宮市にあります。
熊野速玉大社は、熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。約二千年ほど前の景行天皇のころに、神様が降臨せられた元宮である神倉山
から現在の地にお遷りになった。だから新宮というわけです。
御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神として十二柱の神々を祀っている。

中世、熊野信仰の興隆にともない、皇室、公卿、武士中心から庶民信仰へと発展し、「蟻の熊野詣」の諺のごとく熊野街道は賑わった。            
平成16年7月7日「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界文化遺産に登録されました。
まずは動画をどうぞ

那智勝浦から新宮市までは30分くらいです。速玉神社は新宮市の東のはずれにあって、熊野川の橋を渡るともう三重県です。

大鳥居
大鳥居 駐車場から直接いけません。一度、鳥居をくぐって出て撮影しました。

曼荼羅絵
曼荼羅絵 中国風 秦の始皇帝のころ、徐福という方士が、始皇帝に「不老不死の薬を取りに行く」とたばかって出航して新宮にながれついたという伝説あります。
中華風の船が海に浮いている理由です。白い蛇は白蛇弁天です。

後鳥羽上皇熊野詣
後白河上皇熊野詣 実に33回も行幸されています。当時の旅はどれほど大変だったか。

社殿にお参りしました
社殿にお参りしました 

鎮座
鎮座 基本熊野古道は神道系の世界遺産と自然のおりなす世界文化遺産であることを感じます。

さあ、静岡市に帰ります。