11/12 静岡市葵区梅ヶ島の大谷崩れと紅葉を撮る

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静岡市葵区梅ヶ島の大谷崩れという、涸沢のような場所がある、これは1707年(宝永4年)の宝永地震によってできた山体崩壊した場所。最低点の標高は約1200mです。
夢として穂高の涸沢カールの写真を撮りたいのですが、体力、技術、装備、天候、宿の予約などAND条件が厳しく難しいのですが。たまたま大谷崩にいった写真の方がSNSにだしておられて、
「これはそっくりの写真が撮れるかも」とその週に思い立ったのです。

大谷崩れについて、Google mapで調べると、静岡市から車で1時間30分。以前、茶畑の取材で梅ヶ島まではいったので、大谷崩れの分岐点を間違えなければ、おおよそ楽勝です。
計画として午前3時起床、午前3時30分出発。午前5時着。半月だから天の川等は厳しいけれど、駐車場に車を置いて機材を撮影場所に搬入すると日の出(午前6時15分ころ)前には撮影を開始できそう。
一番は紅葉に太陽が当たって、山が赤く燃える写真がいい。ただ、それが何時なのかは不明であったけれど、初めての場所だからいってみようと思った。

大矢崩れモルゲンロート
大矢崩れモルゲンロート 暗闇の中、ライトを照らしながら三脚2本とカメラを2台を担いで山道を登ったが撮影に良い場所はなかった。
岩に躓かないように慎重に下って。駐車場から5分程度登った場所の河原でとることに。目の間に砂防ダムがあって、最初回避した場所だけれど。これ以上言ってもいい場所がないならと思った。

6時少し前に山が赤くなった。全山に、特に紅葉が当たらないのは残念だったが、ハーフNDフィルター(半分サングラス、半分ガラス)をつけて撮影した。
標高1200mの山は紅葉終盤
標高1200mの山は紅葉終盤 先週、標高839mの河口湖~天下茶屋(1200m)で紅葉真っ盛りだったので、今週では遅いかもと思ったが、少し遅かった。
でも裸木と点在する紅葉のバランスも嫌いではないので撮影した。

妻と朝食の約束、母と買い物の手伝いの約束がなければ間違いなく粘るところだが、下山を決意。

大谷崩れ駐車場
大谷崩れ駐車場 モルゲンロートになればここでも十分美しい。
この時自分の車を含めて3台。1台はいまソロ登山者が到着したばかり。その前の赤い車は30分前に到着した女性ハイカー2名。

下山の途中で県道29号(梅ヶ島街道)に出ると結構、登ってくる車が7時半過ぎから増えてきたので意外に登山者にとって人気スポットなのかもしれない。

赤水の滝上部
赤水の滝上部 橋を渡った。登るときに気が付いていたが赤水の滝とあるので、ああ、これが赤水の滝なのかと撮った。

赤水の滝駐車場から
赤水の滝駐車場から 先ほどの赤水の滝を撮った。なるほど、ここから少し歩いてゆくのだなと思ったが、時間がないので70mm望遠レンズで切り取った。
夜にはライトアップされるのと、ランタン祭りがあって汁粉をふるまわれるらしいが、夜、一人でここに来るのもどうかなあ。昼来て、梅ヶ島温泉入って蕎麦食べるのはありかなと思いつつ自宅に9時前に帰った。

何とか母親の買い物を手伝って、帰ってきてから30分ほど昼寝した。