6/12 甘利山にレンゲツツジと富士山をねらえ 2/3(レンゲツツジと雲海と富士山編)

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

午前3時に目覚めました。前日から標高1700mの甘利山駐車場に車中泊。見回すと周囲(駐車場)は30台ほど車が停車しています。
空を見上げると曇りだと思うのですがうっすらと星が見えるので少し希望をもって靴を登山靴に履き替えて、背中にはカメラとレンズを入れたリュック。ライトと三脚をもってまずは甘利山のあずまやを目指します。

眠りの街と雲海富士
眠りの街と雲海富士 意見すると肉眼では富士山は見えない。あずまやに人が6人くらい。レンゲツツジの状態が悪いので人がいないのだ。念のためにカメラを場所取りした三脚に設置して撮ると。「いたっ!」

1枚撮り終えると、タッキーに提案。「高度をあげましょう。高度を上げると雲海の上に富士山の裾野が出るはず」
タッキーは即座に同意、さすがに忍者。頭の回転が速い。でも、セジュール氏がついてこない、セジュール氏はライトを持っていない。おいてくると登ってこれない。タッキーに連れてきてもらいます。3人で頂上を目指します。

目覚めの時刻
目覚めの時刻 頂上に向かう途中できれいな株をみつけました。他の2名には先に行ってもらい。この構図を決めます。薄暮になりかけた空、薄明りの中にレンゲツツジが美しい。

【技術的解説】
1.NDフィルター使いました。画面上部(富士山、朝焼け、夜景)と手前(レンゲツツジ)で明暗が3段階以上違います。普通だと手前が真っ黒になってしまう。よって明暗調整のフィルターNDフィルターをかまして明暗の調整を撮る。だめだったら、レンゲツツジにライトを当てる予定でした。
2.RAW現像 JPEGで撮影せず、RAWモードで撮影。RAWの場合、暗部を持ち上げることができます。目いっぱい持ち上げると粗もみえそうなのでほのかにレンゲツツジの存在感を出すことを決意


撮影環境、周辺の雰囲気をご理解いただけると思います。

壮絶な朝焼け
壮絶な朝焼け 雲があるがゆえに不思議な明暗ができました。

夜明けの甘利山
夜明けの甘利山 空もきれいに色づきました。甘利山,富士山,雲海,レンゲツツジ,朝焼けの5条件は見事にそろいました。

満足が得られたので下山します。