厳しい環境に生き残る店には理由がある

厳しい環境に生き残る店には理由がある。一言でいうと「環境に適応している」でしょう、山梨県の経営環境は独特のものがあります。
だから、すべてに当てはまるものではない。例として、山梨県の飲食業は

 1.人口当たりの寿司屋率が高水準(山梨県人は寿司好きか)
 2.中華料理屋は対外繁盛している。(山梨県人は実利主義か)
 3.フレンチやイタリアン、本格和食割烹は生き残りにくいようだ
 4.富士吉田うどんは山梨県人でも嗜好性が高い
 5.蕎麦屋は対外鳥もつ煮がある

これに加えて最近はコロナ禍ということで飲食店には厳しい環境といえるでしょう。ただ、車で走っていても、静岡ほどお弁当、テークアウトは少ないように思う。

■かどき食堂
講師の卸商団地にある食堂、卸商団地に看板がちょろっとあるだけ。
かどき食堂
かどき食堂 昭和を感じさせます。入口を明るくするってのは店舗オペレーションで覇気本ですが・・・

コロナ対策
コロナ対策 建築設計士の吉野さんの創意工夫でパネルの上下スライドが可能です。

真っ黒な味フライ定食
真っ黒な味フライ定食 2枚半アジフライがついてお漬物もおいしい。派手さはないが美味しいですし770円。昼過ぎは卸商団地の方が集まる店のようです。
要は、人が気楽にこれるという雰囲気があります


■ずんちゃんパンの駐車場でモーニングしました。
甲府市石田の住宅地に「ずんちゃんパン」という昔ながらのパン屋さんがあるのをgoogle mapで発見。面白そうなのでいってみることに。なぜ点数が5点満点で4点あるんだろうかと。
吉野さんに言わせると「甲府の人はみんな知っている」だそうです。

レトロな店舗
レトロな店舗 私がお邪魔したときも1人退店して、私の前に1人入りました。店舗はレトロですが地域の人に愛されている感じ。

選べる総菜パン
選べる総菜パン 店によっては、商品やコンセプトを絞りすぎて選択の余地がないというケースもありますが。ここは「たくあんパン」まである(笑
自分はカレーパン、ささみフライパン、クリームパンを買いましたが、消費税を入れても450円くらいだった。安い。
おまけに、「静岡からきたのです」といったらパンを1個追加してくれた。そのパンは妻にあげました。

駐車場でモーニング
駐車場でモーニング 結果ですが、カレーパンは食べずに翌日に、このため、食べたパンはささみフライパンだけ。でも美味しかったですよ。

この2店の特徴は
 1.地域に愛されていて、固定客がいる。
 2.二世代にわたって家族経営で店舗運営している
 3.愛想がいい、明るい雰囲気
 4.店舗にお金をかけすぎていない。格好つけた「コンセプト」という気どりがない。
 5.商品が安くメニューがニーズに適合している。適度に美味しい。

経営というのはあらためて難しいものです