製造業のChat GPT活用 Vol.1

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Chat GPTに関連してのセミナー依頼がふえてきました。今回は、製造業にどのように活用できるかについて考えます。

■ABC分析
ABC分析とは。経営に重大な要素をA、次の要素をB、あまり影響のないもの、重要でないものをCと分類する手法です。
たとえば、不良を発生させて、会社に損害を与えている部署は営業なのか、編集なのか、制作なのか生産なのかということを客観的に分析して、問題個所を特定する手法。


ある印刷業のケースでは営業があいまいな指示出しして。それが不良の原因となるというケースがあり、本ABC分析法で解決しました。

■散布図
 原因と結果の関係を相関係数という係数で客観的に可視化します。ここでは軍事費とGDPとの相関性を分析しています。
製造業への応用事例として、故障にあたえる因子との相関性が分析できる。

なによりもChat GPT4にすることによって、Excel,Word,PDF,CSV,Jpeg,Mp3,Mp4,TXTが読めます。

■ガントチャートの作成
工程の進捗状況を把握するためのガントチャートも作成できます。

ガントチャートを描くのは大変ですが、エクセル等に進捗状況を入れておけば、新しいガントチャートを素早く生成してくれます。ここまで書けばわかるとおり、「作図」ができるおということです


■実際にQC活動で、企業ロスを抑えた事例
ここでは新人女性を指導して、印刷業のミスの発生場所を特定して、問題を解決した実務的手法をまとめました。
ある印刷業は年間850万円のロスを発生させていて、それが解決されず放置されていたのです。

QC発表会で発表したら.,営業部長が立ち上がって起こります「君らのやっていることは、俺の仕事だ」。いやいや、「部長さん、それはあなたが仕事をやっていないからでしょう」と思いました、無事に彼女は発表を終えました。

結果、最優秀賞の社長賞をとったのは彼女でした。
さきのパレート図をつかった手法なのですが、QCの7つ道具といわれる手法が役に立ちました。ここでの問題は、①営業がお客様から頂いた仕様を口頭で編集などにつたえていたこと、②工程から次工程に引き継ぐ際のチェックリストがないことなどです。本来ならこれは経営幹部の仕事です。

また、取り上げます。