この旅行シリーズのメインは桜であり。富士山は二の次ですが、5月3日ペンションあるびおんで撮り馬鹿隊のHさんが「明日は快晴ですよ」ということで3時起きで撮影に出ることに。結局10時半に寝て、2時半に起きているからこの日も4時間半睡眠(汗
また、小淵沢から牧場公園への道は道路封鎖があって通行不能故回り道になります。
天の川と富士山 左下の木立の少し上に甲府の夜景中にうっすらと富士山のシルエットが。天頂は快晴ですが、下辺がもやっているようです。
牧場公園からの天の川 我々は銀河の端っこから銀河の中心部を見ています。
甲府夜景と富士山 少し明るくなると富士山のディテールが見えてきます。
すこしくだって、川俣川にかかる橋梁の上から富士山を狙います
朝焼けと富士山 空がオレンジ色に色づきました。
清里の桜と八ヶ岳 明暗の落差の激しい撮影となり工夫しました。
日の出となりましたので、これからあるびおんに帰り装備を変えて野鳥撮影です。
「桜」と一致するもの
一端、宿に帰った私は、朝食を食べ終わると、ネットで調べた撮影スポットおよび宿で教えていただいた撮影場所を訪れることにしました。
■貞麟寺(白馬村)
⒑分ほど白馬村にもどりますが、大した手間ではありません。
貞麟寺のカタクリ 桜と同じ構図の中で撮影できてよかった。こういうシチュエーションは初めてです。
カタクリ これほどカタクリが撮影しやすい場所は初めてです。ほとんど訪れる人もいないかと思いましたが、意外に人がいるものです。
■居谷里湿原(大町市)
安曇野方面に戻る途中で撮影可能でした。車を置いて⒑分ほど歩きます。
湿原の花 湿原の花は黄色いものが多いです。どうもこのあたりは姫ギフチョウが見れるらしく、私の前にあるくグループが見たそうです。
ザゼンソウ 初めて撮影しました。水芭蕉と同じサトイモ科で、水芭蕉よりもきれいな水を好みます。白馬村は標高も高く、北の地にあるためまだ残っていてよかった。
■大町市の田園と桜
白馬村、大町市で6か所撮影を終えて。温泉を求めて移動する途中で撮影しました。
田圃と北アルプス、桜の風景 はじめて撮影しました。
気持ちの良い撮影でした
青木湖を出た私は、30分車を走らせて、白馬を目指します。白馬野平地区に丘の上に立つ桜があるというので訪ねます。
■野平の桜
白馬の街から車で20分くらい。山道を登り、満車ちかい駐車場にピットイン。徒歩5分で撮影スポットに。
白馬三山を背負って 初めて桜と雪を抱いた白馬三山(左から白馬鎗2903m、杓子岳2812m、白馬岳2932m)を撮影できました。爽快な風景です。
菜の花と野平の桜 うまく撮影場所に潜り込み、人工物を消し、見物者の人波が途絶えた瞬間に撮りました。
■大出公園桜
宿の人に、もう一か所良い場所があると教えられていました。ネットで検索すると意外に近い。ここなら撮影できるかもしれない。
訪ねてみると民家の中を通り抜けた場所に自然公園があり、そこにつり橋があるという。
桜の花とオオルリ 撮影場所に行く途中でオオルリに出会いました。レンズ交換の暇もないので風景写真用レンズで撮影。
4200万画素があるカメラなのでピントがあってさえいればトリミングすれば十分だというとっさの判断で撮影しました
大出公園の桜 白馬連峰と姫川およびつり橋のある風景です。
朝の光を浴びて 新緑の若葉色とピンクの桜のバランスが美しい。
20分で宿に帰り皆さんと朝食をともにしました。
4月2日、入船寿司葵タワー店での会食の後、自宅を5時半に出て、長野県大町市を目指します。今夜の宿はカナメノイエ。ユースホステル形式の民宿です。
翌朝、3時半に起きて4時に現地到着。撮影開始です。
暗闇に浮かぶ 中綱湖は仁科三湖の中で最も小さな湖です。中綱湖は標高815m,推進15mです。
オオザクラの未明のリフレクション。
朝日を浴びて 日の光を浴びて淡いピンク色が映えるオオヤマザクラ、オオヤマザクラは高山に自生する山桜で花も葉も大きく寒さに強い。
このとき湖畔は路駐を含めて300台程度の状況。自分は路駐の塾がいやだったので民宿に車を置いて徒歩で撮影現場に来ていました。6時半に車をとりに帰り、8時半の朝食までの2時間でどれだけ撮影できるかが勝負です。
青木湖の一本桜 中綱湖のすぐ北の一本桜を撮りに行きました。到着から10分ほど待って光の当たった瞬間を捉えました。
まだ、早朝撮影は続きます。
最初は伊豆のやまから富士山を撮るつもりでした(プランA)、伊豆の山に雲がかかったら、芝さくらおよび茶畑の撮影(プランB)。早朝起きたときに雲多めの空。しかし、雲レーダーの予報を信じてとりあえずプランBの直前地点朝霧高原へ。
しかし、富士山は雲の中。コンビニエンスストアでモーニングを撮りながらネットを見ると山中湖では快晴。予報では朝霧高原が晴れるのは二時間後の8時。山中湖までは1時間。迷って山中湖を決断。
花の都公園 到着直後富士山は朝もやにつつまれてしまいました。
チューリップと富士山 富士山が隠れて諦めかけて帰りかけたところで富士山がでてきます。再び引き返してなんとか撮影できました。
ここから、河口湖ー鳴沢の渋滞を潜り抜け帰路につきます。
富士桜と富士山 満開の桜とゼブラ模様の雪解けが進んだ富士山とコラボレーションです
芝さくら渋滞を避けるために鳴沢方面へ、そこから139号線へ抜けます。
朝霧高原からの富士山 キガラシでしょうか。黄色い菜の花のような花が印象的です。
11時に自宅に帰りました。
峠のパン屋キッチンストーブにさくともさんを浪合治部坂高原に訪ねる。
さくともさんお元気でした 旦那さんが病気されたということで心配していましたが、職場に復帰されて安心しました。
アップルパイをいただいてモーニング代わりです おいしくコーヒーもいただいて、忙しそうなので立ち去ります。
平谷村のひまわりの湯に立ち寄ります 混んでいましたが快適に入浴できました。温泉は無色透明だが粘りがある。露天風呂もある。軒にはツバメが巣を作っていました。
桜がきれいでした 駐車場はGW前半の晴れ日とあって満杯でした。
根羽村富久屋にてそばと五平餅をいただいて帰る 無性にそばを食べたくて立ち寄りました。
ゆっくり、浜松市のいなさJCまで下道を帰り、そこから高速道路をとおって帰りました。
阿智村浪合はかつて浪合村といって独立した村でした。阿智村に合併された浪合には御所桜という立派な桜があります。
御所桜の由来は、後醍醐天皇の孫である尹良親王の祠があったことに由来しているようです。
昨年はやや葉桜ぎみの撮影でしたが、ちょうど満開に出会いました。
御所桜と農夫 ちょうど農作業をしているところでした。
御所桜を立ち去り、治部坂高原へ向かいます。治部坂高原で人を訪ねるためです。
治部坂高原の水芭蕉 今年も撮影できました。
別荘管理事務所のミヤマツツジ こちらも満開でした。
土筆 静岡では3月の初旬にみられますが、ここでは4月末でした。
ルート情報はこちらです
楽しい出会いが待っているといいと思います。
駒つなぎの桜の桜の撮影を終えて、阿智村月川温泉にむかいます。
ハナモモロード レンギョウの黄色、青空の青、草木の緑。花桃の白、赤、ピンクと色彩多彩です。
月川温泉ハナモモ並木 ここは月川温泉で一番好きな場所です。
やからかな風景 高台に立つと見学者の喧騒から解放されます。
青空に翻る鯉のぼり この時間から次第に観光客が多くなります。駐車場になんとか入れて撮影します。
昼神温泉ハナモモ この場所は殆ど人がいません。気ままに撮影します
花びら散る ピンク色のじゅうたんができていました。
昼神温泉朝市に立ち寄りました 木工職人と顔を合わせてあいさつしました。タラノメを買って立ち去ります。
少しずつ、南に移動しながら帰路につきます
駒つなぎの桜は、かつて源義経が東北に逃れるときに駒をつないだといわれる桜。樹勢が弱って、一時は棚田への水張とライトアップを辞めて樹勢復活を行っていました。
昨年、水張とライトアップを再開したというので行ってみることにしました。
ただし、27日の連休初日は仕事があったため、夕刻仕事を終えてから出発しました。
静岡→新東名岡部藤枝IC→いなさJC→三遠南信道→新城→R151東栄町→豊根村→売木村→平谷村→根羽村というルートをたどりました。
午後5時半にでて途中食事をして午後⒑時前に到着です。
午前0時、天の川と駒つなぎの桜 三脚を1km先の撮影場所に置いてから再び車に戻って2時間仮眠。午前0時に起きだして天の川撮影です。
午前2時の天の川 ちょうど天の川が立ち上がりました。この時点で、この場所には撮影者が30人以上いました。
- Nikon D850 / Nikkor 24-70mm f2.8
- RAW WB=AUTO f8/ISO10,000/13秒
- 三脚、レリーズ
十分な撮影結果と判断したことと、2時前くらいに月が出るため、車に帰って午前5時くらいまで眠ることに。
駒つなぎの桜、映り込み 桜の花に光が当たり。棚田にブルーアワーを得ることができました。
早朝0度でした 車のフロントが結露しました。
フロントに暖風を送風して、結露を溶かして次の撮影ポイントに向かいます。
仕事帰りに、忍野八海が気になり立ち寄ることにしました。往路は雲に覆われていた富士山が帰り道に顔を見せていることをネットで知りました。桜の状態がベストであるため、ここがチャンスと考えました。
ライトアップであることは全く考えていなかったのですが、現地に到着するとライトアップが行われるようです。
ブルーアワー 忍野八海から富士山を桜越しに撮りました。この青い色を待っていたのです。
日の入りから30分、ここから30分間が青の綺麗な時間帯です。
レンギョウ咲く橋と桜ライトアップ 富士山がみえるギリギリの時刻でした。
絢爛なる春 川面も桜色に輝いています
帰宅時間を1時間おくらせても盛会だったと思います。