はじめに
インターネットの事業活動は効果測定が難しいため、
「インターネットは事業活動に役に立たない」と考えられがちである。
しかし、「アクセスログ解析法」を使った攻めるインターネットを提唱してみたい。
1 既存インターネット事業のジレンマ
現在は、WWWを事業に組み入れる企業等が多い。しかし、多くは明確な指導戦略
を持っていない。こうした事態を脱却し、積極的なビジネスチャンスの拡大、商品開発を進める。こうした活用法を「攻めるインターネット」と定義する。
2.アクセス解析と営業戦略
サーバには、HPの検索者に関する情報が残される。これをアクセスログという。
このログを解析することで、アクセス者(アクセス者のドメイン)ドメイン、使用ソフト、ブラウザ、アクセス時間などがわかる。
ここからさらに二次解析を行い、アクセス者の属性や、時間・曜日変動などを割り出すことができる。
3.攻めるインターネット
これらのログ解析で得た情報を実際のビジネスに活用する方法を述べる。
- コンテンツ変更の効果
- サーチエンジン登録の効果
- アクセス件数と反応との相関関係
- インターネット会議室への積極参加
4.アクセス解析の公的事業への活用法
アクセス解析の手法は、一般企業だけでなく、商工会/商工会議所事業などを含めて公的機関のHPにも利用できる。
- 仮想工業団地事業戦略への活用
- 交流人口の増大を目的とするイベント広告型戦略への活用
- インターネットビジネス試行事業に対する評価戦略の活用
- 官公庁コンテンツの活性化と指導
5.アクセス解析を補完するもの
アクセス解析は、双方向のコミュニケーションの手段とはならない。
これを補う欠点として、電子メールや電子掲示板などがある。これらの
機能と連携することにより、効果的な活用が可能になるだろう。
6.最後に
インターネットの普及が進むにつれ、インターネットを用いた
コミュニケーション機能に着目した事業も増えることが予想される。
したがって、今後はWWWをベースとした戦略や、インターネット
機能の多様性や双方向性を活用するための指導方法の早期確立が必要に
なってくるであろう。 |