ブナ林 アーカイブ

撮りバカ日誌5 7/7 初夏の森の命を食べる

山の命を食らう旅
 時は五月、山も映ずる季節です。無論、山菜もいわんや。
山に生きる山菜達
新緑とコゴミ
新緑とコゴミ:新緑がまぶしい。地面にへばりついて撮影した。
コシアブラ
コシアブラ:これがコシアブラ。天麩羅にすると抜群にうまい。
ゼンマイ
ゼンマイ:ゼンマイたちの談合。何を話し合っているのか。
コゴミとゼンマイとの違いについて:多分、お局様も ご存じないに違いない(ゴメン!)
識別ポイント コゴミ ゼンマイ
葉の色 緑色 茶色
白い毛がある 白くない
調理 あくがないで楽 あくが強い。
タラノメ
タラノメ:歩いてまわった先のタラノメは大概既に 先客にむしりとられていた。かろうじて、この程度の芽を撮影することができた。


山の命を天麩羅にして

 山菜。スーパーの袋1/3程度もってきてしまいました。
だって、これって蕎麦屋さんや居酒屋さんで食べたりすると600円くらいするんだもの


撮影現場について

青い月さん「先生、またコゴミがありましたよ(笑い;」

佐藤氏「青い月さんはいいんですか」

青い月さん「僕らはそこいらにありますから」

伯爵「このコシアブラって料理屋で食べたらごちそうです。」





佐藤氏「お二人とも、あの方を見てください。」(・・・と見知らぬ人を指で指す)

伯爵「すげぇ~、ポリ袋2袋も山菜とってやんの」

山菜天麩羅


山菜天麩羅:山菜を家に持ち帰り、母に半分あげて、残りを妻に天麩羅にしてもらいました。


伯爵「コシアブラって高級品なんだんぞ~!」

妻「少し苦いわね」



天麩羅は塩でいただく!


天麩羅は塩でいただく!:やっぱり旬の味覚を天麩羅で食べる場合は塩でしょう。

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山菜天麩羅おいしゅうございました!

撮りバカ日誌5 6/7 滝と川と雪渓と

川の源流を辿る旅
 休憩をとった青い月さんを車に残して、Zukudas@佐藤氏と伯爵の 異常元気コンビは雨飾山の麓を流れる川の源流を辿るを旅することになりました。
ミズバショウ咲く木道
ミズバショウ群落
ミズバショウ群落:就職した初年度の最初のGW、私は雪の尾瀬を訪ねた。 ふとそんなことを思い出させるミズバショウの群落。
木道と残雪
木道と残雪:暖冬とはいえ、日陰になりやすい谷あいは残雪が多く残っていた。
清流とミズバショウ
清流とミズバショウ:木道脇のそこここで湧き水が流れる。 ミズバショウは柔らかで湿り気のある土壌が好きだ。
雪渓に咲く
 植物の不思議は苛酷な環境にじっと耐えて根を張り花を咲かせることだ。
雪渓と色彩
雪渓と色彩:木道脇の雪渓を少し上ってみた。ブナの若葉とヤマツツジの赤が妙に印象的だった。
猫柳笑う
猫柳笑う:雪渓の根元にさく猫柳に光があって綺麗。考えることは同じようなもの。 NIKONのカメラで猫柳を狙う方がいた。会釈して自分も撮影する。
ほとばしる水
天駆ける水
天駆ける水:水は崖にあたると天を駆け、一気に舞い落ちる。
滝
:滝の勇壮さ、エレガントさは人をひきつけて止まない。

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水と森共生を撮影しました。

撮りバカ日誌5 3/7 輪廻の森

ブナ林の命を撮影する
 緑、緑みどりのなかを旅する。
若葉
若葉の季節
若葉の季節:この形容し難い感動と、そして爽快感。 やはり森への回帰は人類の本能なのでしょうか。
産毛と芽鱗
産毛と芽鱗:うまれたて数日の若葉。まだ産毛が残っている。
ブナの花
 ブナの写真はこれまで多数撮影させて頂きました。しかし、花の写真は初めて。
ブナの花
ブナの花:ブナの花。考えても見なかった。これを木を見て森を見ずといいます。 洞察や観察の不足ということでしょうか。
巨木の森
大木
大木:前後左右に枝を張り周囲の木々を威嚇するかのような巨木。 無論、その足元ではチャンスをうかがう若木が育っている。
復活の木
復活の木: 恐らく数十年前に一回切り倒されて、そのうえにまた枝を復活させた木。まるで 巨人が両手を点に突き刺すかのような姿態。
死もまた、輪廻
雪上に散る
雪上に散る:せっかくうまれた生命も前夜の雨に打たれて空しく雪上に散った。
それでも森は生きている
それでも森は生きている: たとえ前の葉が倒れてもそれでもブナは命の限り葉を茂らせてゆく。

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このブナの森の秋がとても楽しみです

撮りバカ日誌5 2/7 多様性の森

撮りバカ日誌、ブナ林を行く編
 懲りない男達、撮りバカ達は長靴をはいてブナ林をワシワシと歩いていった。
目に鮮やかな緑
山笑う
山笑う:青い月さんはブナ林が初めてだそうです、緑の 美しさに感激されていました。
新緑の投影
新緑の投影:この写真の一部に、白い馬が現れたらと何度も考えたのでした。(笑い;
加藤写真に対するある方の感想
 写真を多数載せていると、色々意見を伺う機会があります。
Y氏「僕の友人で写真をやるやつに見せたら、あなたの写真は女写真、 青い月さんの写真は男写真といっていました。」
S塩尻氏「女性のような写真ですね、繊細な感じがする」
 といったような状況です、数人の意見を集約すると3つのキーワードがあるようです。
  1. 女性的な写真(自分としては、よく分からないが)
  2. 繊細な写真(なんとなく分かるような気がするが)
  3. 詩的な写真(文章が詩的だからだろうか?)
 これが鑑賞者の生の声やご意見なんだろうなあと思うのです。美術や芸術は作り手と 異なった見方をしてもいいから、写真を見てもらって、そこで何かを感じてもらえればそれでいいのかもしれないと思うのです。
 自分としては①悪運な写真(麻雀でいうとリーチ一発ツモドラ1満貫みたいな)、 ②発色にこだわる写真、③パンフォーカスとボケの写真 だと思うんですが(笑い;
保水力の森
小滝
小滝:ブナの森は保水力がある。地面に水を溜め込むため、 豊かな水が森に蓄えられる。
湖畔にて
湖畔にて:小滝は注いで池になる。池には芽鱗(芽吹きの際、若葉を包んでいたもの) が淀みを作っている。
生物の多様性と森
落ち葉と残雪
落ち葉と残雪:いまだ残る残雪の上には雨に打たれて落ちた若葉と芽鱗が横たわっている。
岩魚すむ川
岩魚すむ川:清き水、ブナの腐葉土によって栄養価を保つ水。そこに生物が すむことのできる環境が作り出される。

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森は命を育む

撮りバカ日誌5 1/7 南小谷編オープニング

撮りバカ日誌、南小谷編
 懲りない男達の物語を、再びお届けします。それが撮りバカ日誌です。
今回のミッション
 今回のミッションは、南小谷にある雨飾山ふもとの残雪とブナ林を狙う プロジェクトです。
ブナ林の駐車場と残雪
ブナ林の駐車場と残雪:昨年はブナ林とそれを映しこむ湖、根開け写真がばっちりとれました。今回は暖冬であること、 そして作戦発動が1週間ずれたのでどんな写真になるでしょうか。昨年の作品は以下をご覧下さい
美しいブナ林と湖の映りこみ
ZUKUDAS@佐藤氏からのお誘い
ZUKUDAS@佐藤氏
佐藤氏(会話中敬称略)「皆さん、南小谷にブナ林を撮影に行きましょう」
ZUKUDASメンバー全員「・・・・」
加藤「賛成!(即行)」
青い月「僕、大丈夫でしょうか?」
加藤「佐藤氏は、山岳救助隊出身で、怪我した人を担いで鹿島鑓から 畳のヘリほど細い尾根筋を辿り荷物と共に生還した人物です。 彼がついているから大丈夫ですよ」
青い月「僕、行きたいです」
親父三人衆のたびが確定しました。候補日は2つあったのですが、5月23日を加藤が選択。 根拠はないけれど晴れる気がしたのです。
 前週を選んでいたら雨でした。(笑い;
登場人物
撮りバカ、す~さん
す~さん役:八ヶ岳の青い月さんです。GW中より体力は回復したでしょうか。
ガイド佐藤氏
ガイド佐藤氏:山に傾倒し、大学を辞めて松本移住を決意した人物。現在SE。
撮りバカ・浜ちゃん役
撮りバカ・浜ちゃん役:ワタクシ加藤です。講義があるのでスーツで来て、登山靴やヤッケなどを 宿に送っておきました。PCやスーツ、革靴などを送り返してGO!です。
集合場所は安曇野ローズガーデン

集合場所は安曇野ローズガーデン
佐藤氏がホテルに午前7時15分に来てくれました。: おかげでホテルの無料朝食が食べられました。
佐藤「青い月さんとは8時に安曇野ローズガーデンに集合となっています」
加藤「絶対彼はもういますよ」
佐藤「本当ですか?」
加藤「賭けてもいい!(きっぱり)」

佐藤「ローズガーデンにつきました」
加藤「ほらほら、あそこにいらっしゃるではないですか!」
青い月「早くつきすぎちゃいました」
これから1時間くらいかけて白馬方面にドライブです。
美しい風景と撮りバカと
感動の共有
感動の共有:雪は少なかったですが、ブナ林は美しく。心のひだに焼きつく ような感動を覚えました。
散策
散策:鎌池を撮影しながら2時間ほどかけて1周しました。 青い月さんの体力はGWよりも回復していて、全て自力で歩きとおせました。
ブナ定食
ブナ定食:歩いたり、撮影するとお腹が空きます。 佐藤氏はお握り、私はコロッケパン、青い月さんはポテトチップスを食べながら 歩いていましたが、撮影後ブナ定食(700円)を。 ホタルイカ、キノコ、コゴミ、ワサビ味噌、焼きお握り、山菜いり味噌汁などが 入っていて美味しかったです。
露天風呂と撮りバカと

写真は自粛
美女の水着等はまだしもおやじの裸は見たくないでしょうから自粛です。

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さあ、親父三人の珍道中始まり始まり!

佐藤さんとブナ林を行く 最終回 =ブナ林の水鏡=

ブナ林と水鏡

 初夏の時期の桜や新緑ほど水鏡と相性のよいものはありません。 これを逃すと秋の紅葉まで待たなければならない。
 ZUKUDAS@佐藤さんが同じ水鏡の風景をお撮りになっておられていて、相互の感性の違いや装備の違いで、 こんなに写真は違うのだとお考え頂くことも写真を見る楽しみとなることでしょう。佐藤さんは「絵画」 と表現されました。
森の沈黙と饒舌さと
 植物はモノを言いませんが、光の加減、季節や天候の具合で、あたかも 考え込んで見えたり、饒舌にしゃべっているように見えたりもします。
沈黙の風景
沈黙の風景:南小谷の鎌池に付属する鉈池の風景。この周辺に少なくとも人が5~6人 撮影のためにいるのだけれど、まるで、人が存在しないかのような静けさ。心静に堪能します。
山笑う
山笑う:ブナ林は「さっ、と光が射す」とこのように闊達な表情を示す。
水鏡
初夏の色彩
初夏の色彩:初夏の森は黄緑色だけかと思ったのは未熟でありました。 空の青、雪の白、濃紺の山、若葉の黄緑色、さらに茶色、緑と多彩であることに気がつきました。
モザイク
モザイク:クリアな水鏡も素晴らしいと思うけれど、不完全ながらビブラートする 水鏡もモザイク的で面白いなと思った。
自然の造形
 撮影のため自然を観察しているととても不可思議な風景に出会ったりするものです。
湖の中の残雪
湖の中の残雪(氷温):湖の中に残雪があった。こんなことがあってよいのだろうか。 残雪が残るということはこの湖の水温は0度なのか。
 以前、コンサルテーションのなかで勉強したことは氷温という温度帯があるんだとか。冷凍は0度以下、 氷温は0度~5度。多分、氷温ではないか。

 撮影者の感動がストレートに伝わったなら!
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佐藤さん、有難うございます。またお願いします

佐藤さんとブナ林を行く 4/5 =若葉と雪渓と=

ブナの葉と対話する

 ブナ林を歩く喜びは自然との対話、自然の造形を楽しむことにあります。ブナ(Fagus crenata Blume:橅) は漢字で木ヘンに「無い」と書きます。 加藤「ブナは保水力のある森を作るといいますよね」
佐藤「ブナはミズナラに比べると木のなかに水を蓄えるんですね」
加藤「・・・」
佐藤「だから、水っぽいんで木工素材になりにくい。曲がったりするんですね。したがって、 木ヘンに"無し"と書くのです」
雪渓に開く若葉
ブナの若葉
ブナの若葉:芽に鮮やかな黄緑、浮き上がる葉脈、これから始まる季節を予感させてくれる。
雪渓に開く
雪渓に開く:温かくなったとはいえ、森のあちこちに雪渓が残る。雪解け水を 吸いブナは若葉を繁らせる。
氷漬け大地とleaf
ミズナラの無念
ミズナラの無念:このミズナラの若葉はせっかく芽麟を落として開葉したのに、おりからの風雨で 雪渓の中に氷付けになってしまった。
秋の記憶
秋の記憶:秋に散ったブナの葉。そのうえに雪が降り積もり氷漬けになっていたのだろう。 透明になり、下の雪が透けて見える。
 あまりに綺麗だから、以前、美人林のブナ林から持ち帰ったことがあるけれども、途中で乾燥すると脆くも 崩れてしまう。やはり「野に置け」か・・・
初夏の雪渓の風景
初夏の雪渓の風景:まったく無作為に撮影した写真。 恐らく強風でた折られたブナ。若葉、芽麟、そして、秋に散らせたブナの実が雪解けと共に姿を 現す。
 この林の秋から初夏までの記憶が一時に表出した瞬間だと思う。

 南小谷の森の素晴らしさがご理解いただけるなら!
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目線を受けから下へ落とすと見えるものがある。

佐藤さんとブナ林をゆく 3/5 =芽吹きの森=

芽吹きの森

 南小谷の鎌池に到着しました。さっそく、スパッツと長靴 を佐藤さんにお借りしてブナ林の撮影に入ります。
新緑鮮やか
新緑鮮やか
新緑鮮やか:青い空、黄緑色のブナの若葉。見上げるだけで気持ちよく、深呼吸して しまいたい気持ちになります。
豊かな水
鎌池
鎌池:やや風があり波立つものの、鎌池に映り込むブナ林の姿は目に鮮やかに焼きついている。
迸る滝
迸る滝:鎌池に注ぐ滝。まだ、その流れは根雪に覆われて一部しか見えない。ブナ林の 保水力が理解できるような、奔放な水の流れ。
 根雪の下は川。だから、根雪を踏み抜かないように慎重に歩を進め、滝に近づき、寝転んだ姿勢のまま fish eyeを使い撮影する。ここでも青い空と黄緑色のブナ林が綺麗だ。
根雪の下で生まれる春
根雪の下で生まれる春: 根雪も折からの温かさに開口部を広げつつあった。恐る恐る覗き込むと小さな流れが見えた。 普段撮影のできない、雪解けの風景写真を撮影できた。この写真の データを公開します。
  • NIKON D80
  • 三脚:佐藤さんの携帯用三脚利用(沖縄から帰ってこないため)
  • NIKKOR fish eye 12~24mmの24mm相当
  • ISO100,PLフィルタ,F22,1秒
根開け
根開け
根開けブナ林に降った雨はブナの幹を伝い落ち、ブナの根元に穴を開ける。
芽麟(がりん)
芽麟(がりん):木々は芽吹くとき、それまで葉を保護していた芽麟をぬぎさる。 芽麟は雪の上をオレンジ色に染める。芽麟は時間の経過と共に黒くなるから 撮影時期がポイントだ。
水鏡
新緑水鏡
新緑水鏡:週間予報は曇り。再度、晴天を呼び起こした強運に我ながら驚かされる。 水鏡の美しさにため息をつきながらの撮影だった。

 ブナ林の美しさに共感いただけるなら!
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もう少し、ブナ林に居たいなと思いました。