2005年10月23日
2005年 システムアナリスト 午後I 問4 解答速報
2005年 システムアナリスト試験 午後I 解答速報
問4
| 設問1 | |
| (1)顧客層 |
有力企業グループなどに勤務する役員と従業員 |
| (2)商品 |
人生計画に基づく長期投資 |
| 設問2 | |
| (1) |
株価動向分析結果などの相場に関する分析情報。 |
| (2) |
ライフプランに合わせた有効なポートフォリオ分析情報。 |
| 設問3 | |
| (1)① |
安い手数料だけを短期的に追い求める客層は既にネット証券に流出 してしまっているから。 |
| (1)② |
P社はシステム投資額が限定してしまっているので多額のシステム投資は 困難だから。 |
| (2) |
顧客が要求する個別株価動向分析結果を提供し、適切な資産運用 結果に導くガイダンス機能。 |
2005年10月22日
2005年システムアナリスト午後I 問3 解答速報
2005年 システムアナリスト試験 午後I 解答速報
問3
| 設問1 | |
| (1)各事業部 |
現状の情報資産の現状と開発計画の調査と洗い出し |
| (2)経営企画部 |
事業部間で重複している業務統合方針の明確化。 |
| 設問2 | |
| (1)システム担当者に上流工程を担当させるための有効施策 |
要件定義テンプレートして、Z事業部で利用しているものを利用する。 |
| (2)品質確保のための有効施策-1 |
開発工程の終了時における有識者によるレビューと開発評価の実施。 |
| (2)品質確保のための有効施策-2 |
X事業部で使用しているシステム開発標準の利用と工程別成果物確認の実施。 |
| 設問3 | |
| (1) |
事業部単位のシステム構成を改め、全社統合的な業務システムを提 案する。事業部間で重複している業務プロセスを統合する。 |
| (2) |
全社横断的な業務改革を提案する。改善目標を明確化し、投資対効果 指標を明確化すると共に運用効率化を提案する。 |
2005 システムアナリスト 午後I 問2 解答速報
2005年 システムアナリスト試験 午後I 解答速報
問2
| 設問1 |
|
保守時間の短いサービス会社を活用し、保守部品は事前に調達しておく。 |
| 設問2 | |
| (1) |
作業費用削減のため、完了報告書の修理時間の短い会社へ優先的に仕事を配分する。 |
| (2) |
稼働時間監視を実施した予備保守サービスを実施して付加価値を向上させる。 |
| 設問3 | |
| (1)遠隔監視システム |
累積稼働時間を蓄積し、故障確率を機器別故障箇所に出力する機能。 |
| (2)保守支援システム |
過去の故障現象と故障原因の因果関係をデータベース化して、故障の傾向分析を行う機能。 |
2005年 アナリスト解答速報 午後I
2005年 システムアナリスト試験 午後I 解答速報
問1
| 設問1 | |
|
(1) |
設備導入から耐用年数を経ている企業 |
|
(2) |
保守サービスに不満を持っている企業 |
|
(3) |
設備計画を持っている企業 |
| 設問2 |
|
顧客管理情報の商談の切り口と顧客の反応から、担当者の関心のある案件を提案する。 また、送付資料の内容と交渉過程をレビューする。 |
| 設問3 | |
|
a |
見込客達成率(候補者数で見込客数を除した割合) |
|
b |
商談成約率(成約数を商談数で除した割合) |
2005年10月17日
2005年 AN午後II 問1 解答速報
2005年AN午後II小論文 問1 解答速報
問1 情報システム部門の役割の変化に対応した人材の確保・育成計画について
1 情報システム部門の変化と新たな人材像
1.1 情報システム部門の変化の概要
A社は全国規模の経済団体である。A社は、X県内に60の支店を持ち会員を組織化している。 そして、それぞれの支店とA社県本部とはVPN回線に基づくネットワーク で接続されている。また、A社の上位規模のS社ともVPN回線で接続している。 かつてのA社の情報システム部門は会員の会計情報を預かり、入力を行い年末調整サービスや 確定申告サービス代行を行ってきた。しかし、近年、会員企業のなかには会計ソフトを 購入する企業が増加しているため、会計代行サービスの意義が低下している。 加えて、国の補助金などが削減される状況となり、A社も補助金体質から脱却し独自のサービスを 会員に提供しなければ生き残りが難しい情勢となっている。
1.2 新たな人材像
1.2.1 新たに情報システム部門が求められる機能
A社は新たな会員ニーズを掘り起こすべく、会員の売上向上を図り、会員相互間の 取引拡大を目指すためにWebを使った、マーケットプレースシステムを企画し開発、 運用を行うことを計画した。マーケットプレースでは、取引の斡旋のほか、取引企業の 与信調査、ポータルサイトの活性化のためのアクセスログ分析などを実施しなければ ならないことが課題として判明している。
1.2 人材に求められる変化と役割
このため、A社ではWeb及び、会計システムの開発、運用などの本来情報システム部門が行ってきた機能を 信頼できる外部の企業にアウトソーシングし、マーケットプレースの企画、運営、会員サービスの向上に 組織改革を実施することになった。
そこで、情報システム部門メンバーに求められる。人材像として次のような能力が上げられる。
- 1.インターネット技術動向に変化に関する技術的知識と知見
- 2.A社のおかれている経営環境の理解
- 3.マーケットプレース活性化のための企画立案能力
- 4.協力会社の適切なコントロール能力
- 5.アクセスログ等の分析情報に基づく会員企業のコンサルティング能力
将来の情報システム部門のメンバに求められるスキルは、単なるIT的知識とソリューション 能力ではなく、プロジェクト企画、管理、運用、コンサルティング能力である。
2 人材確保育成計画について
2.1 新たな人材のスキル標準
新たに求められる人材のスキル標準は、おおよそ次の通りである。
- 1.ITスキルはソフト開発技術者水準の知識と問題解決力を有するものとする
- 2.経営管理能力は、経営戦略の理解、企業環境の調査と正しい認識ができること
- 3.問題解決能力は、経営戦略に基づいて情報化計画を立案し遂行する能力
- 4.プロジェクト管理能力は、プロジェクト計画の立案、協力会社の管理、契約の知識を有すること
2.2 新たな人材のキャリアパスの設定とスキル標準
上記のような人材を育成するために次のようなキャリアパスを立案した。
- 1.A社標準能力である日商簿記検定2級以上の会計知識を30歳までに獲得すること
- 2.ソフト開発技術者を30歳までに獲得し、情報システム部門要員としての実務経験を有すること
- 3.35歳までに間に下部組織に一度配置転換し、下部組織内で会員企業経営者のコンサルティングを経験すること
- 4.プロジェクト管理能力は、PMBOKの問題解決法を良く理解していること
- 5.可能であれば、プロジェクトマネージャ、システムアナリストもしくはシステム監査資格を有すること
これらキャリアパスは、新人の人材育成の初期の段階は、部門共通的なカリキュラムであるが 30歳以上の年齢に達した場合、より、専門性や選択性を高めるような仕組みとする。
2.3 社内における人事異動と奨励施策
2.3.1 社内における人事異動
したがって、A社組織内の情報システム部門には、会計システムの運用に必要な要員と、
上記キャリアパスにもとづいて育成された提案、企画型の人材の2つのキャリアパターン
を持った人材が存在する。
このうち、提案、企画型の人材は他部門に所属しながら、キャリアパスを該当する
職員が存在すればその人物を面接し、希望を聴取した上でキャリア開発計画を発動する。
また、人事異動を行い情報部門に配置転換する。
A社内に適切な人材が見当たらない場合、A支店のなかに人材を広く求め、公募制度
や上長推薦制度により人材を発掘する。
なお、新たな人材に育成するスタッフの資質として、ITに関する理解と興味を備えつつ、
広い視野と深い経営の知識を持った人材が望ましい。
2.3.2 社内における奨励施策
奨励施策として次の対策が必要である。
- 1.取得資格と職能および待遇、キャリアの関係をキャリアマップに整理して組織内に周知する
- 2.定期的に上長面接を行う、本人の希望と能力を毎年収集しておく
- 3.資格取得支援のための通信教育制度を発足させて、受講を斡旋する。
- 4.自己研鑽が容易なように、就労環境を整備し、過負荷のかからないような体制を構築する
- 5.資格取得に関する講座情報などを人事セクションから部署、個人に定期的にアナウンスする
以上の施策によって、スタッフの積極的な資格取得の取り組みを支援する雰囲気に醸成する。
2.3.3 経営者の承認と人事部門との調整
(1)人事計画の立案
上記のプランを立案した上でA社経営者に相談し、人材の必要性を訴え、予算を確保すると ともに、おおよその内諾をえて人事部門長と相談を開始する。そのうえで人事部門長の意見と 自分の考えの変化を再度計画書に反映し、経営者の承認を得る。
(2)人事計画の遂行
経営者の承認後、再度、人事担当者と面会し、経営者の意図を説明するとともに 人事担当者の協力を取り付け、実際の人材の選定を行うとともに、育成計画のカリキュラム と教育の時期を計画する。教育計画は予算内でかつ、業務の負荷のかかりにくい時期を選定する。 さらに、教育結果の効果を測定するためのチェックテストや上長の所見用チェックリストを整理 して、経営者に報告をする。
(3)採用計画の立案
上記の人材が組織内に少ない場合は、新規採用及び中途採用を実施しなければならない。 例えば、新規採用の場合は、会計学等の知識を備えいる人、あるいは、工学部等でITを勉強した人 などをターゲットとしてリクルーティングを人事部門と協力しながら実施してゆく。 また、教育制度の中では外部コンサルタントなどの力を借りて、IT技術向上、コミュニケーション 能力開発、問題の解決手法などのカリキュラムで教育を実施することも計画する。
3 評価と課題
3.1 評価
人事計画は本来中長期的に取り組むべき課題であって、即効的に結果が得られるものではない。 初年度の計画遂行の結果では、外部コンサルタントなどを使った新人教育で大きな成果が出て、 当初、会計担当として採用した人材にITに関する強い適正があることが発見された。このため、 この人物を情報システム部門に配属し、上長のOJT(On the Job Training)指導のもと計画的な 要員として教育を継続している。また、その状態を経営層で監視している。
3.2 課題
人事計画の場合、人材の中途退社やキャリア希望の変化など育成計画が頓挫するような 場合がある。このように人材育成計画の阻害要因が発生した場合、組織内に予備の人材を 確保しておく必要がある。このため人材の候補を人事部内にリストアップするとともに、 人材候補者を複数人研修等の教育を実施しておく必要がある。
以上
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2005年10月16日
2005年 システムアナリスト小論文の総評
2005年AN午後II小論文の総評
■総評
- 1.最近の傾向として主題に対して条件設定がはまるケースが多くなった
- 2.2004年度試験にくらべてオーソドックスな出題が多かった
- 3.問1はANの職位や職能および資質ならびにスキル標準を見極めて書く必要がある
どの問題をとっても実力がある人であれば合格は容易である。しかし、一番 気をつける問題は問1であろう。システムアナリストの人材像を間違うと合格 できない。
■小論文を書く上での留意事項
それぞれの小論文を書く上で次の点に注意が必要である。
- 問1:情報システムの役割の変化が明快に定義できないといけない
- 問2:ビジネス戦略とIT基盤整備との関係を明確化する必要がある
- 問3:中長期経営計画の変更とその背景がしっかりと理解されている必要がある
■難易度
[難易度]★が多いほど難しい
- 問1 ★★★★☆
- 問2 ★★★☆☆
- 問3 ★★★★★
[結論]
上記の難易度を決めた理由は次の通りである。
- 問1 情報システム要員の人材像をしっかり定義できれば合格が近い
- 問2 従来によくあった出題意図であり、過去問題を研究していれば合格できる
- 問3 中長期計画の変更と投資計画及び費用対効果などを考慮しなければならない
■問題別、小論文戦略
合格できるか、否かについての基準を示そう。
| 問題 | 問題を必須条件 |
合格のための工夫 |
| 問1 | 情報システムの役割の変化を合理的に説明しているか |
人材像の明確化、キャリアパスの定義、スキルアップ手段の明示、スキル標準、人事政策を記述 |
| 問2 | ビジネス戦略とそれに基づくIT基盤のあるべき姿を定義できるか、信頼性や可用性の意味を正しく理解できているか |
技術動向の技術検討には標準化を盛り込むこと、移行・運用まで配慮して論述をすること |
| 問3 | 中長期計画の変更理由が合理的なものか。情報化投資への影響を説明できるか |
継続投資・抜本的見直しの合理的基準を示せるか。情報化投資の 効果の見極めをしっかりと計数的(会計的)に書く |
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システムアナリスト解答速報目次
2005(平成17)年度システムアナリスト試験午後Ⅱ解答速報
※留意事項
この解答速報は、アナリスト小論文試験等の 「合格のためのガイドラインを予測するもの」 です。完全性を保障するものではなく、また、 利用される皆さんの合格を保証するものではありません。その点を十分、 ご留意いただいたうえでご利用ください。
新版CD「システム監査技術者試験合格講座」は
2005年12月19日 リリース予定!
Coming soon!
新版CD「システムアナリスト小論文突破講座(第3版)」は
2006年3月15日 リリース開始!
ライバルは既に持っている!
基本的仕様:CD
オプションで午後I,午後IIの添削がつきます。
「提案型システムコンサルタント養成講座」セット販売もあり!
■合格のためのガイドラインと正答率
合格と足切りのガイドラインは以下の通りであると予想します。
表1.平成16年度AN試験の合格のガイドライン
試験 |
足切りの得点率 |
足切り割合 |
備考 |
| 午前 | 68%程度 | ①=受験者×50%程度 | IRT方式の採点。経営科学、標準化と法規などが出来ないと苦しい。 |
| 午後I | 70%程度 | ②=①×40%程度 | 本コンテンツで再三触れていたICタグが出題された。的中!午後Iは受験者の負担を考慮して、A4*3枚/問が定着してきた。 |
| 午後II | 60%程度 | ③=②×40%程度 | 午後Iの生き残りだけが採点されます。正答率が55%程度まで合格の可能性があるかもしれません。 |
※これは試験センター発表の正式情報ではありません。弊社の推測値です
■IRTと足きり
午前の足きりライン
午前の通過は、スコア値600点です。全体の受験者の約50%が足きりになります。
午後Iの足きりライン
午後Iの通過は、スコア値600点です。午後Iに採点が回った受験者の約60%が足きりになります。 従って、午後IIの小論文を採点してもらえる受験生は全体の約20%です。
■総評と論文の解答速報
●総評
●問題
- 問1:情報システム部門の役割の変化に対応した人材の確保・育成計画について
- 問2:IT基盤の整備計画について
- 問3:中期経営計画の変更に対応した情報システム計画の見直しについて