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2008年08月22日
提案型システムコンサルタント養成講座 訂正事項(お詫び)
ITストラテジスト,システムアナリスト用教材の訂正
「提案型システムコンサルタント養成講座」の訂正
誤りがあることがわかって、版元(同友館)に訂正をお願いしているのですが 改訂版でないと対応できないようなので、Webで対応させて下さい。P53の⑨の文章
商品回転率が増加していると在庫過多の傾向について。
在庫回転率は少ないほうが良い(在庫が少ないということ)。
理由は、売上高を在庫量で除した金額であるからです。
- 誤り:⑨売上高が増えているのに商品回転率が増加しているのは在庫過多の傾向にあるから
- 正解:⑨売上高が増えているのに商品回転率が減少しているのは在庫過多の傾向にあるから
P69「2.2.2 DCF法」の③、④の文章
償却年数が6年の場合の投資対効果の算定について償却資産が実務的に6年償却されるケースなんですけれど、通常ITの投資判定は常識的に5年で判定することが 多いため費用対効果(DCF法)5年で計算したケースです。しかし、分かりにくいので訂正させてください。
- 誤り:③DCF値:1350×4.7=6,359万円
- 正解:③DCF値:1350×5.6=7,560万円
- 誤り:④判定:6,359万円 > 2,000万円
- 正解:④判定:7,560万円 > 2,000万円
2008年08月21日
ITストラテジスト試験 午後II サンプル問題② 解答例
ITストラテジスト 午後II サンプル問題解答例 問11
1 製品の概要と課題
1.1 製品
1.1.1 企業概要私の所属するB社はWebコンテンツ開発用ツール開発企業である。 特にサイト内ブログツールCMS(Contents Management System)として開発した 製品Xが好評で市場シェア45%という状態である。
1.1.2 CMSツール製品Xについて
CMSツールとはサーバ再度にインストールしておき、ユーザがブログ形式で記事投稿を
行うとブログを独自ドメインをもつWebサイトないで生成する仕組みである。開発言語はXMLであり、
サーバがもつSQLデータベースと連携しつつコンテンツ管理を行う。仕組みである。
当社製品Xには他製品にない次のような特徴がある。
- コンテンツの動的生成のつど、htmlファイルを吐き出す(これをパーマリンクという)
- パーマリンクがWebサーバ上に存在することによって検索エンジン最適化戦略が実施しやすく利用者の利用メリットが高い
- 他製品はパーマリンク吐き出しについて複雑なユーザ設定が必要であるが当社製品Xには不要である
1.2 製品の課題
1.2.1 競合製品Z従来、競合製品はYだった。Yはフリーウェアであったがパーマリンクが吐き出せず、検索エンジン対策(SEO)を 考えるユーザにとって相容れないツールであった。しかし、近年、フリーソフトZが登場した。 Zは無料のうえパーマリンクを簡単な操作で吐き出すことができるようにカスタマイズできるため 急速にヘビーユーザ間でシェアが高まった。
1.2.2 競争戦略このままでは有償ソフトである当社製品Xが不利になりシェアを落としてしまう。 この問題を回避するために次のような経営戦略を立案して経営者に承認を得た。
- ユーザ操作性の高い新製品X2を開発、発売すること:単純なコンテンツであればコピーアンドペーストで生成できる機能を実装させる
- ユーザのコンテンツの生産性を高めるための入力テンプレートであるカスタムフィールドを機能実装させる
- Xの無償バージョンをユーザにリリースする
- Xの有意な機能は継承すること
2 競争力強化と機能
2.1 競争力強化において考慮した点
ソフトウェアの競争優位性はデファクトスタンダードになりえるかどうかにかかっている。このため ユーザシェアが重要である。考慮・調査した点は次の点である。
- 無償の他社製品の機能との差別化について
- CMSの普及率向上について、ユーザの関心の高さについて、ユーザがCMSに求めるSEO効果について。
- 有償製品と無償製品の保守サービスについて
- ユーザがCMSにもとめる機能について
2.2 立案した企画について
X2について立案した企画は以下のような内容である。ユーザニーズに関する調査は①SNSコミュニティの監視、②ユーザモニタ
唐の意見採取、③ブログコンテンツからの情報採取である。
また、技術調査については当社技術調査部がライバル商品Zについて技術的見地から検証を行い
技術報告書を出してもらった。
- ユーザニーズとして、他コンテンツからの移植機能と、カスタムフィールドを重視する
- 競合製品Zのバージョンアップが遅れている期間にバージョンアップを行うこと
- 無償ソフトを公開し、Zの無償メリットを軽減する
- 以前からの基本機能(パーマリンク、アイコン、画面遷移等)は継承すること
- 当初Xをリリースしてから4年経過し、市場が成熟化したことを確認してバージョンアップすること
3 影響因子と対応
3.1 影響因子
Xにとって脅威となる影響因子は次の通りである。
- CMSの概念を破壊する技術的ブレークスルーが行われること
- 競合Z以外の新CMSの登場
3.2 対策
CMSも同様であるがWebコンテンツ関連のソフトウェアは、米国の市場動向や技術動向の影響を受ける。
従って、目先の競合製品を監視するほか米国の新技術動向を監視している必要がある。
影響因子が開発中に発見された場合の対処は次の通りである。
- (1)ブレークスルー的技術情報の収集と対応策を経営戦略の位置づけで実施する
- (2)顧客に対してWebサイトで技術的対応の方針を公開する
ブレークスルー的技術的革新は、開発の中途で対応するリスクの方が大きいので、 顧客に対して情報を公開しつつ、当社の対応方針を明確にすることが重要である。
以上 ITストラテジスト、システムアナリスト受験なら (有)アイリンクコンサルタント 加藤忠宏2008年08月20日
ITストラテジスト試験 午後II サンプル問題①
ITストラテジスト 午後II サンプル問題解答例 問10
1 情報システムの概要と制約条件
1.1 情報システムの概要
私の所属するA社は就職系雑誌出版社であった。しかし、昨今のインターネットの情報普及で
雑誌への出稿量や出版部数の落ち込みが顕著である。
私が企画した情報システムは、求人サイト構築型Webサーバの開発計画である。
この情報システムは、Webサーバとデータベースサーバを連携させ、求職者情報、
求人企業情報、募集内容をデータベース登録する。
登録された情報は許可された会員であればアクセス制限範囲で閲覧可能になる。
私が所属するA社は後発参入となるため、
Webサーバを短期間で立ち上げ、エントリー情報件数を増やしてゆく必要がある。
1.2 制約条件と背景
1.2.1 背景
求人サイトは既に大手企業が参入し、独占化された分野である。
しかし、地域中堅企業情報の充実や、求人者のコンサルテーション機能を充実させた
Webサイトを少ない。このため、12ヶ月の短期間でWebサーバを立ち上げ、予定した
需要の実態と合わせて不足している機能を段階的に作りこんでゆく計画を立案し経営者に承認
を受けた。
本企画からWebサイト構築計画のカットオーバー時に以下のような法改正が実施され、 対応を迫られた。すなわち、コンプライアンスの観点からエントリされる情報の法規準拠性を 検証する機能が必要になってくる。
- パートタイム労働法の改正
- 労働者派遣法の改正
2 事業戦略の見直しや制約条件の妥当性確認
2.1 事業戦略の見直しについて
パートタイム労働法や労働者派遣法は労働基準法直下の法律であるため、
法的拘束力が強いため法対応は必須である。また、コンプライアンスの姿勢を
しめすことは後発の求人サイトとしての信頼性を確保するために重要である。
コンプライアンスを強化しつつ、短期間でのWeb開発をすすめるうえで経営者に次のようなプランを提出し
承認された。
- 登録情報チェック機能の二次開発における導入計画と予算の確保
- 一次開発後の、登録情報チェックの代替的手段(バッチ確認、目視確認等)の確保
2.2 関係者との調整について
Webサーバの開発計画が変更になることによって次のような調整が必要である。
- 経営者:二次開発の必要性と予算の確保について、Webシステム監視のコストや工夫について
- Webサーバ開発者:コンテンツ監視機能強化の開発計画と、それに耐えうるキャパシティプランニングについて
- Web運用チーム:手作業でのオペレーション追加に対する運用計画の見直しの必要性について調整と合意形成を行った。
3 想定されるリスクとシステム面の工夫
3.1 想定されるリスク
新規に開発計画の中途で、コンテンツ監視システムを導入することによって次のようなリスクが考えられる。
- 開発メンバーの増員によるコスト増加。
- 新規機能を追加することによる納期遅延、開発現場の混乱。
- 新規機能を追加することによるWebサーバの負荷の増大。
3.2 システム的工夫
懸案となっているコンテンツ管理システムを二次開発プロジェクトとするほか次のような 対策を講じた。
- (1)WebサーバのOSやデータベース、ハード検討にあたっては、コンテンツ監視システム導入後の 負荷を前提として設計開発する
- (2)新機能の追加が既存機能に影響を及ぼさないように、オブジェクト開発法を採用して 開発を行う
- コンテンツ監視機能を縮小し、法規面でのユーザとの合意で問題解決できるようにする。
2008年08月19日
ITステラテジスト試験 午後I サンプル問題② 問9
ITストラテジスト 午後I サンプル問題解答例 問9
設問1
ホームサーバシステムの製品戦略ビデオ接続端末は過去の製品との互換性を保つ。家族がホームサーバを共有し、 視聴、録画、再生可能できる必要がある。
解説:主として[DVDレコーダに対する要望]に加えて、[使用形態]を考慮して機能戦略を決定する。
設問2
ホームサーバシステムを企画する上での要求仕様。- 1台のレコーダで家族全員が個別に利用できる機能
- 保存する必要のない番組をタイムシフトする機能
- 置き場所を1箇所にして、家庭内のテレビ視聴、録画要求を1台で実現する必要があるため。
- テレビの視聴形態の変化で、放送時間にとらわれず録画視聴をする人が多くなっているから。
設問3
(1)無線LAN対応なしで発売すべきと判断した理由(2)無線LAN対応策で検討すべき内容
- (1)他社でも競合製品の開発が進められ、来年の年末商戦市場投入の見込みであるから。
- (2)タイムシフト機能等の機能に機能を絞り込み、操作性を容易にしつつ開発する対応策。
- (1)競合他社の動向は製品投入時期に影響を耐えます
- (2)開発体制の増強が難しいので、機能を絞り込む必要があります。
投稿者 kato : 05:32 | コメント (1) | トラックバック
2008年08月18日
ITステラテジスト試験午後I サンプル問題①解答例
ITストラテジスト 午後I サンプル問題解答例 問8
設問1
仕入販売事業部と加工食品事業部の狙い- 仕入販売事業部:売上と利益率の向上と生産数量の安定化。
- 加工食品事業部:PBブランドの開発と食品卸売業や大手量販店への販路拡大
仕入販売事業部と加工食品事業部のそれぞれに抱えている課題。仕入販売事業部は売上、利益減少、 加工食品事業部はPBブランド商品の開発が課題となっている。
設問2
生産情報システム連動させるために追加すべき業務。- 仕入面:加工食品事業用の高級食材の仕入業務、調達業務。
- 計画面:客先需要変動や特売に基づいた生産、調達計画が必要になります
- 生産面:月次販売計画に基づくきめ細かな生産計画立案業務
- 仕入面:加工食品事業用の高級食材を仕入、調達する業務がありません。
- 計画面:客先需要の季節変動性要因や量販店の特売などの需要予測業務
- 生産面:仕入販事業では年次販売計画に基づいて生産計画立案していましたので、 今後は月次対応が必要になります
設問3
- 仕入販売事業:S社商品の販売数量と在庫数量
- 加工食品事業:食品に関する消費者の需要動向
- 仕入販売事業:量販店から客先が発注せずにS社が独自の判断で在庫補充することを求められています。
- 加工食品事業:新規PBブランド商品では、素材選択や製造方法、放送デザインなどの十分な検討が必要だとされています。


