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2006年3月12日

2006年3月11日 速読法の是非

システム監査 速読法についての回答

 読者の方からご質問をいただきました。
読者の方からのご質問内容

先生は沢山の資格をお持ちですが、速読法を習われたことはありますか。
司法試験択一等では知識はあっても、大半の受験生は時間が足りなく 涙を呑むとのことです。
早く読める能力は試験勉強の効率にも直結し、速読力が合否を 決するといっても過言ではないと思います。
先生は速読訓練をされたことがありますか、又速読を学ばれたことはありますか、 巷の速読教室はどれほど資格試験に有効と考えますか。

ご質問いただきまことに有難うございます
 良い質問ですから、公開回答いたします。恐らく同じようなお悩みの方が いらっしゃるのではないでしょうか。
速読法の学習履歴について

 結論からいうとまったくありません。私のことだけをまず書くと 論文や記述になぜ強いか(ほとんど勉強したことが無い)ということについて 語ると次のような状況です。

  • もともと理科系でしたが現代国語は文系よりも強く、古典漢文も読んでいた
  • 子供の頃から全国誌(新聞の社説等)を読んでいた
  • 高校時代などの読書感想文では、前書きとあとがきなどを読んで感想文を書いていた
  • 中小企業診断士合格直後は1日に5誌新聞を読んでいた
  • いまでも出張には単行本を持ち歩きしている
  • たまった日経誌を束で持ち歩き、読み捨てている

 要は、特別な勉強は必要なく、普段から文章を読んでいれば読むのも早くなるし 正確になるのではないでしょうか。


速読法の学習は有効かについて

 私の知っている人に、中小企業診断士の二次試験がながく合格できずに苦労した人がいます。 その方は、一流私大を卒業された文系の人でかつ他の国家資格も保有されているビジネスエリート です。中小企業診断士二次試験は80分で1つの企業の診断事例について記述式で解答するタイプの試験です。
 ちょうど情報処理技術者試験の午後Iに良く似ているのです。午後Iの問題は通常30分で処理しなければ ならないですが診断士は80分かけることができるので楽勝のように思われますが、人によってはそれすらも 苦しいということでしょう。

 このような方々をそとから観察していて、いくつかの特徴があるように思われます。失礼ながら そのような方々の特徴を書いてゆきたいと思います。

  • たぶん、遊びを知らない。(まじめすぎる)
  • 勉強はできるが・・・
  • ルーチンワークや法律のように固定された仕事はできるが・・・
  • まともな話や常識的な話はできるが・・・

 察するに、このような方は人の話や事例あるいは状況にあわせて、その場で的確に 対応することが苦手なのではないでしょうか。恐らく、国語力の問題も少しはあると 思いますが、たぶん、着想力や偏見無く相手の主張を受け入れる柔軟性に欠けるのでは ないかと思います。

午後Iの対処について

 加藤のやり方に批判もあると思いますが、午後Iでスピードアップして速読し、 的確に解答するための心構えを書いておきましょう。

  • 偏見無く、事例を読む
  • 午後I問題を恐れない
  • 設問から先に読み、問題文のどこに該当する記述があるか探す
  • 接続詞「しかし」「また」などの言葉に注意する。
  • 記述式を解答する際に、良い文章を書こうとしないで、そのまま抜き書きを心がける
重要なことは

 重要なことは、相手の主張に耳を傾ける。相手がどのように答えてほしいかを 直感で理解できるようにするということです。読もうと思ってはいけません。

  • 試験委員は答えてほしい答えを持っている
  • 午後Iはそれを掘り起こすのだと思えばよい
  • そのヒント探しのゲームだと思えばよい
  • 読まずに、感じる心を大切にする

 心を落ち着けて問題文を読んでください。

※(c)(有)アイ・リンク・コンサルタント 加藤忠宏




投稿者 kato : 2006年3月12日 12:31