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2005年6月17日

2005年6月15日 地域ブランドを活性化するITマーケティング

地域ブランドとマーケティング

南高梅ブランドと新製品の発表

和歌山県の中小酒造メーカが紀州・南高梅を機軸とする焼酎と梅酒を発表した。そのうち、特に梅の花の香りがする焼酎は初回生産3000本が完売という状態らしい。

なぜ、紀州の梅干のブランドを「南高梅」というか。その由緒は、この梅を開発した南部高等学校に起源がある。

ブランド価値を数値化する工夫

ブランド価値(人気)を数値化する手法の一つとしてキーワードアドバイスツールというものがある。これは、Pay Per Click型広告の一つであるOvertureが提供している指標である。

キーワードアドバイスツールでは原則として前月、打鍵されたキーワード数が数値化されて表示される。ある意味、これはブランドの人気を表しているといえる。この数値の高い商品やブランドは一般的に人気が高い。

ちなみに、「南高梅」の2005年4月の検索数を調べてみました。

検索数2005年 4月
検索数 キーワード
2467 南 高 梅
295 紀州 南 高 梅

この他、「880 紀州 梅干」とあるように、紀州の「南高梅」のブランド、人気の高さが伺える。

システムアナリスト加藤忠宏の所見

では、梅干を売ろうとする他の地域の企業にはチャンスがないのであろうか。この問題に実務的に取り組んだ。具体的には山梨のある工場のWebマーケティングのコンサルティングを行った。

まず、著者はキーワードアドバイスツールを使い調査を行った。その結果、「178 甲州 小梅 」という結果を得た。無論、これは南高梅に比べて少ない数値だが、直感的にこれはビジネスチャンスと考えた。

結果は成功だった。現在その企業は「ISP(Internet Service Provider)から苦情が入るくらいのヒット数を得ている。

参考:日経新聞 2005年5月30日「紀州・南高梅の酒類人気」



投稿者 kato : 2005年6月17日 00:02