2009年3月16日

商工会議所、商工会の事業連携モデルとしての仮想工業団地

商工会と商工会議所の事業連携も出るとしての仮想工業団地

中小企業の支援体制のあり方等に関する検討会、中間報告

 「中小企業の支援体制のあり方等に関する検討会」の報告書では、商工会議所と商工会との機能の差異、及び大都市と、過疎地などの 実情に照らして、近未来の中小企業支援についての検討を行っています。その根拠になる決議は以下の通りです。

     
  1. 衆議院経済産業委員会付帯決議(H16.03.31):商工会議所、商工会へ依存地域における両者合併のメリット、デメリットについて検討すること
  2. 参議院経済産業委員会付帯決議(H16.04.20):同

 中小企業診断士として考えますに、それぞれの組織ごとに長所と短所をもっています。 だから、単純に同じ地域に並存するのは予算の無駄だから合併すべきという考え方は安易といわざるを得ません。 特に零細企業の昨今の衰退、廃業は目を覆うべきものがあります。これを単なる、 「淘汰」としてしまうと地域のコミュニティが崩壊する可能性を秘めていると思います。

 その根拠のひとつとして、人口規模別にみた市町村の将来人口の推移をご覧下さい。 人口1万人未満の都市は30年後に約30%の人口を失うのに対して、人口50万人以上規模の都市は1%も人口減とならないのです。
 淘汰という名目で地方や零細業者の支援をおろそかにすると地域の衰退が加速することが理解できることでしょう。

人口規模(2000年) 市町村数(2000年) 人口減少率(2030年)
10,000人未満 1,554 △29.5%
10,000人~30,000人未満 956 △15.1%
30,000人~50,000人未満 264 △8.0%
50,000人~100,000人未満 223 △3.7%
100,000人~500,000人未満 218 △6.2%
500,000人以上 30 △0.9%
商工会議所と商工会の事業連携

 商工会議所と商工会の事業連携の先進事例のトップに、私達、アイ・リンク・コンサルタンとの支援する BtoB型Webサイト(仮想工業団地)「しずおかインダストリアルパーク」 が取上げられています。

 同サイトは、御殿場商工会議所を幹事商工会として周辺の全8商工会に沼津商工会議所及び 三島商工会議所が連携している事業であり、年間4億円の受注を地区の企業にもたらしています。
 現在、東北と東海地域でそれぞれ1つずつの仮想工業団地構想が持ちあがっており現実味を帯びています。 私達はBtoBサイト運営支援のノウハウを活かしつつ、地域に貢献してゆきたいと思っています。

以上


 出所:「中小企業の支援体制のあり方等に関する検討会、中間報告」中小企業の支援体制のあり方等に関する検討会編

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