2009年02月24日
地域ブランドに関する考察20009
地域振興と地域ブランドについて
はじめに
近年、農商工連携事業、ジャパンブランド、農業法人設立企業とのコラボレーションに関する案件が。
増えてきております。
そこで、頭を整理する意味で地域ブランドに関する資料を収集し、自分なりの考えを整理してみました。
地域ブランド調査都道府県ランキング
地域ブランドは「買いたい」「住みたい」「行きたい」の3つの観点に加えて 「愛着度」「独自性」を加えて総合的に評価される。アンケートは16歳~69歳の男女でインターネット で実施された。回答数は23,422人である。
各県別のランキングは以下の通りです。下位ベスト5を茨城、群馬、栃木、埼玉の関東4県が占めているのがポイントで、 要は各県別の特徴をしっかりと訴えているかが課題といえそうです。、
- 北海道
- 京都
- 沖縄
- 東京
- 大阪
- 兵庫
- 神奈川
- 鹿児島
- 福岡
- 長野
- 奈良
- 愛知
- 静岡
- 長崎
- 宮崎
- 広島
- 青森
- 千葉
- 新潟
- 石川
- 熊本
- 宮城
- 和歌山
- 山梨
- 秋田
- 三重
- 富山
- 岩手
- 愛媛
- 香川
- 滋賀
- 高知
- 山形
- 大分
- 岡山
- 岐阜
- 山口
- 福井
- 鳥取
- 福島
- 佐賀
- 徳島
- 埼玉
- 島根
- 茨城
- 栃木
- 群馬
各県の地域ブランドが低いと、例えば「群馬の地酒」をインターネットで販売しようとしても、
県のブランドが低いことが障害になり、群馬よりも知名度の高い新潟の酒や秋田の酒に消費者の目がいってしまう。
ネット販売と地域ブランドは切っても切り離せないと考える。
地域名産品ブランド調査都道府県ランキング
地域名産品ブランドは「買いたい」「住みたい」「行きたい」の3つの観点のほか 「愛着度」「独自性」、「高くても買いたいか」「人に薦めたいか」を加えて総合的に評価される。 アンケートは16歳~69歳の男女でインターネット で実施された。回答数は16,038人である。
地域名産品ブランドのランキングは以下の通りです。比較的マスコミを通じて知名度をあげた産品が上位を占めている。 したがって、正直、「これはどうか?」と疑問符のつく商品もある。
- さぬきうどん
- 山形さくらんぼ
- 紀州南高梅
- 夕張メロン
- 博多辛子明太子
- 白い恋人
- 魚沼米
- 愛媛みかん
- 鳥取二十世紀なし
- 大間まぐろ
- 松坂牛
- 博多ラーメン
- 京都八つ橋
- 丹波黒大豆
- 日高昆布
- 伊予柑
- 伊勢えび
- うなぎパイ
- ひつまぶし
- 利尻昆布
- 京野菜
- 明石焼き
- 京料理
- 宇治茶
- 青森リンゴ
- 沖縄黒糖
- 名古屋味噌煮込みうどん
- 京漬物
- 越前がに
- 味噌かつ
そこで、購入後の満足度調査結果を見てみると、地名度の低い県の産品や本当においしいとされる 商品があがっていることが伺える。なお、名産品の横の数字は総合順位である。
- 大分しいたけ 183
- 新潟茶豆 322
- 嬬恋高原キャベツ 113
- 阿蘇たかな漬 203
- さぬきうどん 1
- 紀州南高梅 3
- なると金時 105
- 有田みかん 53
- 博多あまおう53
- 新潟清酒 305
- 十勝大豆 74
- 宮古島マンゴー 188
- 栃木とちおとめ 36
- 信州りんご37
- 福島もも 112
- 山形さくらんぼ 2
- 礼文の生ウニ 80
- 富良野メロン 98
- 萩の月 65
- 甲州ぶどう 43
- 三陸わかめ
- 桜島小みかん
- 愛媛みかん
- 利尻昆布
- 丹波黒大豆
- 博多辛子明太子
- 青森りんご
- 沖縄黒糖
- 鳴門わかめ
- 氷見ぶり
考察
ここで重要だと思えることを列挙してみる。
- 楽天のような人の射幸心をあおるような広告形態は、まさに名産品総合ランキングようなブランド力を強調し、依存するビジネスと考える。
- しかし、阿蘇高菜漬けなどのような商品は、消費者の評価が高いにもかかわらず総合評価が低い
- すなわち、ブランドとしての知名度が低いということであろう。
- このように知名度が低く、かつ、購入者の評価が高い商品について、①消費者に知ってもらうための仕掛け作りが必要である。
- また、リピータ維持の顧客管理、品質維持が重要であろう
参考文献
- 「ブログが高める企業の広告効果」日本経済新聞20090130
- 「地域ブランド調査、名産品は知名度が命」日経MJ20090211

