2008年4月 2日

次世代光ファイバーネットワーク網・NGNについて

光次世代ネットワークNGN

NGNの概要

 NGN(Next Generation Network)とは、NTTが提供する次世代ネットワーク網のことである。 その特徴は以下のとおりである。

  • 光ファイバー網を使っている
  • 発信者を識別するためセキュリティ機能が強い
  • このため、高速かつ個別識別性(個人認証可能)の高いサービスが可能になる
現状インターネットの問題点

 現状ネットワークは以下のような問題点を抱えている。

  • ハイビジョン映像配信は技術的に可能であるが、回線あたりの接続者数が増加すると通信映像が乱れる
  • IPアドレスによる個別識別ができないので、セキュリティ機能が強い
  • このため、高速かつ個別識別性の高いサービスが可能になる

 IP(Internet Protocol)アドレスとは、インターネット上の組織(会社、団体等)の識別番号である。組織は認証できるが 個別識別は難しい。そこになりすまし等の可能性が出てくる。

 また、グローバル的に見た場合、以下のような問題点を抱えている。

  • 07年09月現在で、ブロードバンド契約数2800万件、このうち光回線1000万件
  • ネットにおける急速な通信料増加に対応しつつ、柔軟かつ低コストで対応できる仕組みが必要であるため。
  • 現状のIT機器技術(ICTという)の環境負荷は国内消費電力の5%に相当する。2025年にはこれが5倍になると推定される
  • したがってIT機器の省力化は重要な課題
NGNの基本仕様

 NGNの基本仕様は以下のような特徴を備えている。

  • 回線認証方式:どの契約回線からアクセスしているかで認証
  • 基本は携帯電話端末の識別IDとおなじ
  • これによって個別ユーザ識別が可能になる
  • 回線認証方式と従来のID,パスワードとの組合せによって強度の高いセキュリティを 構築できる
  • 回線認証方式によって、認証自体の手間も削減できる
NGNの応用事例と効果

 NGN技術を応用すると次のようなことが可能になる。

  • 回線認証方式によるテレワーカのアクセスコントロールが容易
  • ネットバンキングのような高度なセキュリティが必要なサービス
  • Saas(サース:ネットを通じたソフト提供)利用時のセキュリティ確保
  • プライバシ保護が必要な、医療、教育、行政分野への応用範囲が広い
シスコ社の事例

 シスコ社はテレビ会議システムの導入によって、出張費と二酸化炭素削減をグループ全体で100億円 削減について達成した。間接的な効果として意思決定の迅速化が実現したともいう。

NGNの今後の展望

 当社ではNGNの推移、普及状況を監視してゆく予定である。 おそらく、NGN普及により①IT機器の家電化、②ユビキタス化、③NGNと通常のインターネット網の 利用形態のカテゴライズがあると思われる。
 公共メディアから即、買い物決済ということも可能になることから、通常のネットショップはますます、 独自性を打ち出す必要がある。

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